しばらく出抜けていたので、久しぶりの小学校訪問。
28日の運動会に備えて一年生の特訓。
これまで1クラス半分ずつの紅組白組だったが、3クラスだった旧六年生学年が卒業して全学年2クラスになったので、今年はクラス単位の紅組白組になるとか。
お遊戯というと幼稚園のようだから・・・一年生は “集団遊戯” だろうか。
とにかく一生懸命なのがかわいい。
さて、この日は糸の切れた一折り中綴じ絵本の修理の実習に、お二人が挑戦。
一折り中綴じというのは、二つに折った本文をまとめて丁合し、外から真ん中の見開きページまで綴じる製本。
週刊誌を思い浮かべてもらえばよい。
一折り中綴じの絵本は週刊誌の表紙(赤いライン)を外側の厚ボール紙(緑)に貼りつけてハードカバー本に製本してある。
赤いラインは絵本の見返し用紙(本文と一緒に綴じてある)、緑は厚ボール紙の表紙。
見返しを厚ボール紙に貼り、本文と表紙を一体化してある。
これを元通り綴じるには、表紙に貼りついている見返しを剥がさなくてはならない。
糸の切れた本体を外すと、見返しだけが全面的に表紙に貼り付いている。それを剥がすのは無理なのでセンターに近い箇所で見返しを切り、そこだけを剥がす。
写真は、見返しをカットして本文を取り出したところ。
この後、本文と見返し(中央部分)を綴じ、見返しを貼り戻す。