一、二年前に、メディアに取り上げられたこともあるから、ご存知の方もいるだろう。
人ではなくて、ぬいぐるみが旅行するのだ。
持ち主と言うと物扱いで申し訳ないから・・・・愛好家?保護者?の依頼により、ぬいぐるみを旅行に連れていってくれる。添乗員がぬいぐるみたちを楽しませてくれて、その様子をFacebookで実況したり、写真に写したりして保護者を楽しませるというのが仕事。
もちろん有料。HPによると東京ツアー3700円。(身長約20cmまでのお客様)という但し書きがほほえましい。
私が依頼することはないけれど否定するつもりはない。
子供の頃からずっと一緒に苦楽をともにしてきた大事なぬいぐるみだろう。
また、一人で生きてきた自分が唯一、心を許せる友なのだろう。
何を言っても口ごたえしないで受け入れてくれる存在なのだろう。
人によっては事情があって自身が旅に出られぬ身の方もあろう。
時には旅行をさせてやりたいと思ってもよい。
人それぞれだから、自分が納得できればそれでよいと思う。旅に出してやりなさい。
そういえば、図書館では「ぬいぐるみのおとまり会」というイベントをやっていた。
ホテルに見立てた図書館に、お気に入りのぬいぐるみが1泊。その夜、ぬいぐるみが仲間に読み聞かせをしたり、本の修理をしたり、受付業務をしたり、読書したりする姿を写し、翌日子どもが迎えに来たときに写真をプレゼントする。
「ぬいぐるみが大好きな本を自分も読みたい」という心理に働きかけ、子どもの読書への興味を育てる企画。
こちらは少し高齢だけど、最寄り駅のドトールでアイスコーヒーを飲んでいるNUIGURUMI君発見。
カメラ(広角レンズ)を天井に向けて画面の端に写しました。
なんか、いい感じ。
このNUIGURUMI君との対面は二度目。
この前は、同じ駅の天丼てんやで出会った。
カウンターで天丼を食べていたら隣に座ったご婦人が、やおらNUIG君を出した。バッグから。
カウンターの隣席なのでNUIG君は微妙にこっちを向いていた。
その時、私は海老天の尻尾をくわえたまま、思わずご婦人の顔を確認してしまったが今回は慣れていた。
天丼てんやのカウンターよりドトールの方が、NUIG君は馴染んでいるように思う。
隣席より遠目ということか。それとも私が馴染んだのかな。