中軽井沢 Ray Coffee Houseにて開催中の 「お話の卵」の手提げ展に行った。
案内状の絵葉書
と言うと恩着せがましいので、美味しいコーヒーを飲みに行ったとしよう。
フェルトと言えばアップリケの付いた手芸品程度の認識しかなかったが大違い。
羊毛を染めてフェルト化しつつ形に仕上げる作品であることを知った。
センスを技で形にした作品20点余りが展示されていた。
一つ一つにお伽話のイメージを込めてあり、「ブレーメンの音楽隊」「蛙の王子」「花咲爺」など気付くと嬉しい。
これだけ作るのに、いったいどれくらいの手間がかかるのだろう。
作家さんの言葉は「なにより、羊毛を染めたり、縮絨させたりする時間が、こよなく楽しいです」だが、楽しい、趣味の、というレベルは越えている。
Chiが気に入ったベストの「いばら姫(上の写真の左端)」は売・・・売約済み。それじゃあ、ベターとベター2を選んでいた。
コーヒーはマンデリンを頼んだが、濃い目に淹れてあるのに苦味がなくスッキリとした味わいで満足。
このコーヒーが飲めるなら、展示が無くとも行くこと有り。
カウンター席の窓に設えた餌台に野鳥が来るのにも驚いた。
三羽来たところを写せた。
私のような季節住人は、野鳥の餌付けをしてはいけない。
春、夏、秋と餌付けして冬は帰るから自前で調達しなさいでは、「給食野鳥」は冬を越せない。
冬こそ餌が必要なのだ。