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4-180) 夏休みの前に横浜工場名鑑の修理(2)

家にこもって本を読むことが多くなる時期を避け、梅雨があけたら信州に行くつもりでいた。
そのもくろみが外れ、空梅雨で猛暑の日々が続いたが当初の日程に合わせて用を当て込んでしまったから急な変更は出来ない。

あれこれやりくりをして残ったのが、仕掛り中の修理本・横浜工場名鑑。
7月27日と8月中の修理を休むから、横浜工場名鑑は仕掛り中のまま一ヶ月以上放置することになってしまう。
心置きなく夏休みを取るために図書館に出向き修理した。

傷んだ背を切り取り、薄手の厚紙に貼って作りなおした新背表紙を貼り戻す。
d0092767_18135014.jpg
こんなふうに出来ました。
d0092767_18134734.jpg
本文は外れたページを貼り戻し、十字にずれ止めの帯を掛け綴じ穴をあける。
ここで失敗。
ドリルを折った。
d0092767_18134465.jpg
「ドリルを捻るとドリルの刃が折れる」と口を酸っぱくして言っていたのに・・・。
厚さが40㎜もあったから、こういうこともあるさ。と、気を取り直してφ2.5㎜(いつもはφ2.0㎜)のドリルに交換して穴をあけ平綴じをした。

表紙と合体して修理完了しました。
d0092767_18134182.jpg
この本は厚くて自重があるので糸は製本用糸(太目)を二本取り、ドリルの刃はφ2.5㎜でいつもより太い。
しかし、仕上がってしまうと少しの違和感も不都合もない。

ひょっとしたら「極力小さい穴で、極力細い糸で」というのは手作り製本からくる思い込みかもしれない。

折り丁を綴じる場合と異なり平綴じの綴じ糸は見えない部分だから、穴も糸もは多少太くても問題はない。むしろ少し太めの方が強度的に安心できる。
平綴じは「折れないドリルで、切れない糸で」というのが正しいと思う。

さあこれで、心おきなく夏休みがとれます。









by ikuohasegawa | 2017-07-22 04:15 | 製本&修理:スキル | Comments(7)
Commented at 2017-07-22 05:50
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ikuohasegawa at 2017-07-22 07:58
鍵コメントさん
8月中の修理も全休なので、追記しました。
Commented by saheizi-inokori at 2017-07-22 09:20
お疲れさま、さあ、涼しい信州だ!
Commented by 広島の郁夫です at 2017-07-22 11:28 x
道具を庭仕事用に持ち替える高原へ行ってらっしゃいませ。
あちらも空梅雨であれば乾燥していて楽でしょうが。
Commented by ikuohasegawa at 2017-07-23 04:18
saheiziさん
そろそろ、出かけます。
Commented by ikuohasegawa at 2017-07-23 04:26
広島の郁夫さん
上京されるとか。
その折の面談希望も抱きますが、都合がつかぬので残念ながらまた、次ということにします。
Commented at 2017-07-23 14:25 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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