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4-193) 夏休みのおすすめ本のテーマ「認知症と難民」

学校が夏休みになり新聞紙面も旅行関連、冷たい手作りデザートとかの記事が多くなった。

この日、目についたのは「青少年読書感想文全国コンクール課題図書」

読書感想文はオジサンが子供のころから、夏休み宿題の定番だものなあ。
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夏休みになる前に学校司書さんが悩んでいたことを思い出した。
「夏休み前に各教室へ行き課題図書の案内をするのですが『認知症』と『難民』関連の本が入っていて説明が難しいです」

そうだよね、「認知症」も「難民」も共に重要な社会問題であることは間違いないけれど、それを小学生に説明して読書に導くのは難しいね。
「認知症ってなに?」って聞かれたら「体験したことや自分のことも忘れてしまう病気だよ」くらい答えて、「くわしく知りたい時はこの本を読んでね」って逃げたら。

「難民ってなに?」って聞かれたら、「自分の国の政府や社会と意見が合わず、いじめられるおそれがあるため国を出た人」「興味を抱いた人はこの本を読んでね」って逃げたら。
オジサンのアドバイスは姑息であります。


青少年読書感想文全国コンクールHPの課題図書紹介を見てみた。

ばあばは、だいじょうぶ
老い・認知症……誰もが避けて通れない重大なテーマを、子どもの視点で描き出しています。記憶を失い、できないことが増えていっても、それでも輝きつづけるその人の人間性、そして家族の繋がりを描く感動作です。

霧のなかの白い犬
祖母が飼い始めた犬は、どうして白いシェパードだったのか? 祖母の過去をめぐる謎とともに、ジェシーは、家族や友人、暮らしている社会の抱える問題ともむきあうことに。人間愛に満ちたお話です。

空にむかってともだち宣言
作者の茂木先生は、アジアの子どもたちや地域の紛争、平和について取材しレポートしてきました。小学生の読者にも、身近な出来事として難民のことを知り、考えてほしいと願って、このお話を書いて下さいました。

下線部分が肝なのだ。
児童諸君、読書感想文はこの辺りを感じ取ったように書くのが宜しい。
オジサンのアドバイスは狡いのであります。
姑息で狡い、嫌なオジサンだね。

伝え聞く幾つかの笑えない認知症逸話を思い起こしてしまうと、「人間性が輝いている」ボケ爺様になる自信はないけれど「人間愛に満ちた」扱いだけは希望します。

認知症に関連する絵本は幾冊もありました。
レファレンス協同データベースの認知症に関する絵本




こういう講座も必要な時代だね。
孫世代のための認知症講座(岩手町立川口小学校








by ikuohasegawa | 2017-08-04 04:14 | 製本&修理:関連 | Comments(4)
Commented by saheizi-inokori at 2017-08-04 09:14
冤罪を身に覚えがないと言ったら認知症とカミさんにいわれショックをうけています。
Commented by 広島の郁夫です at 2017-08-04 13:17 x
週刊誌などの認知症テストを真剣になりそうで放っています。直面したくない事には目を瞑るようです。
Commented by ikuohasegawa at 2017-08-05 05:22
Saheiziさん
覚えがないとウソをつく輩より、覚えがない認知症の方がましです。
Commented by ikuohasegawa at 2017-08-05 05:25
広島の郁夫さん
高齢者(70歳以上)の免許更新時に認知症のテストがあるそうです。
私は73歳の更新時にテストです。
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