保土ヶ谷図書館主催・本の修理ボランティア養成講座第3回目は11月2日でした。
まず前回修理した本の具合を確認。
バラバラに分解し本の構造を確認してから組み上げたが、復活している本を見れば嬉しさもひとしお。
多少の自信も生まれようというもの。
この日は平綴じの実習。
本文のノド割れは人気の児童書や年期の入った並製本を中心に発生するが、その修理と再発防止のために有効な平綴じを習得してもらう。
表紙・裏表紙の見返しの遊び紙を本文から剥がし、ノド際に綴じ穴をあける。
3個は、木槌を打ち目打ちであけ、
2個はドリルでの穴あけを体験してもらう。
このとき、最初の目打ちは抜かないで打ち台に固定しておくのが良い。
来週は最終回。
糸で綴じなおす修理(冊子を作る)の実習をします。