製本&修理:関連

4-451) 本の修理 IN 磯子図書館

大相撲初場所の関脇御嶽海。
5日目は関脇玉鷲を押し出して5連勝。
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それはさておき、郷土資料が修理にまわってきた。
タイトルは
「神奈川県の歴史 : 城址・砦址・館址 横浜市内地区・川崎市内地区・三浦半島地区・湘南地区・足柄地区・北相模地区
著者山下雅義氏からの寄贈本。1993年刊 A4判ペラ丁無線綴じ 包み製本。※ペラ丁:折っていない枚葉のままの刷紙。表裏2ページである。

この手の資料は経年劣化によりペラ丁が外れることが多い。
この手の資料は修理に来ると見入ってしまうことが多い。

開くと横浜市内地区のペラ丁が外れている。
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馴染みのある地名の、富岡陣屋、六浦陣屋、金沢城、町屋の陣屋をじっくり読んで、さて、修理。

外れたペラ丁を貼り込んでも他が抜けるだろうから、全て外して綴じなおします。

外した本文に孔をあけ平綴じしました。
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真ん中に見える棒状のものは、固化した元の接着剤。


ちなみに著者山下雅義氏は刊行当時(1993年)、青葉・都築以外の市立図書館に寄贈されたようで横浜市には14冊あります。

青葉・都築区が分区で誕生したのは1994年。惜しい。


Commented by nicoru1nicoru2 at 2018-01-19 07:23
「惜しい」とは、発行年のシンクロニシティーですか、それとも分区を待って著作したらよかったのにという悔しさですか?
Commented by ikuohasegawa at 2018-01-19 07:52
古武士ヒロくん
「シンクロニシティー外れ」ですね。
地元民は興味を覚える郷土史ですから、一年ズレれば収蔵できたのに。
Commented by saheizi-inokori at 2018-01-19 09:53
畳を干すときに、敷いてある新聞を読みふけって仕事が進まない。
そんなことを思い出しました。
そのシーンはサザエさんにも扱われていいてそのマンガが記憶を補強拡大しているような気もするけれど。
Commented by 広島の郁夫です at 2018-01-19 17:00 x
青葉区が横浜のチベットと呼ばれていたと記憶しています。小机の城跡は秋に竹灯籠祭りを手伝いに行って知っていました館も含むとかなりの数でしょう。青葉区の前の緑区の頃、横浜のチベットと呼ばれていませんでしたか。
Commented by ikuohasegawa at 2018-01-20 04:33
saheiziさん
そういえば、畳を干している光景は全く見ませんね。
子供の頃の年末大掃除というと、近所中の畳が「ハ ハ ハ 」でした。
Commented by ikuohasegawa at 2018-01-20 04:40
広島の郁夫さん
青葉区、都筑区辺りは、当時JR横浜線しか無く不便なエリアでしたから、横浜のチベットって言っていましたね。
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by ikuohasegawa | 2018-01-19 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(6)

十や十五連休なんて目ではない。三百六十五連休が始まった私。


by ikuohasegawa