中学校の剪定作業が済んだようでサッパリしている。
そこから新しい芽生えがあり、これから茂って樹形を保っていくことだろう。
私の頭頂部は滅びゆく草原状態・・・いまのところ大地の拡大は止まっている(と信じております)のだが時を経ると、ありがたいことにちゃんと伸びるから剪定をすればさっぱりする。
剪定は樹木にするのだから下草刈りというべきかも。
毎月毎月のことだけれど、伸びてこなければよいとは思わない。
生きている証のようなものだもの。
近くの団地の樹木が、生きることを否定されているかのような姿になっていた。
こちら側だけでなく、この団地の全ての樹木がこういう姿になっている。
無残やな。
近年、全国各地の老いた桜が伐採されるニュースを聞くが、樹芯が空洞化する桜の特性からの倒木による危険回避処置だからやむを得ぬ。
それに対し、この某一部上場企業の社宅の剪定は度が過ぎる。
電柱に枝を付けたような様は、まるで出来損ないの大道具の木。というと大道具さんから文句が出るくらい酷い。
社宅だから管理組合は無く、管理部署の意向だから意見も言えないだろうが、居住する人はいったいどう感じているのだろう。
幸い、我が団地管理組合は樹木医のコンサルタントを入れ適正な樹木管理をしているから、こんなことにはなっていないが、こんな剪定をしたら大問題になる。
木たちの生命力旺盛なることを祈るばかりである。