製本&修理:ツール

4-621) 目打ち機を作ろう

束のある和綴じ本に穴をあける方法を探し続けること幾星霜。
ついに見つけました。

「菱目打ち機を自作する!~製作費3000円で静かにレザークラフトを楽しむ
長年探していたのはこれだ。
4-621) 目打ち機を作ろう_d0092767_05401836.jpg
確かにレザークラフトは縫い穴を幾つも開けるから、トントン、トントン打つことになる。
それをトントンしないで静かに押し下げて穴をあける。

トグルクランプというらしいが、よくぞこれにたどり着いた。偉い。
トグルとは、ある同一の操作をすることで2つの機能を切り替えられるスイッチ機構。クランプは締め具。と。

レバーを下げると軸が30㎜降下する。
梃子の原理でかなり強い力を発揮しているようなので、和綴じ本の束を貫くこともできるだろう。

HCで現物を見たら間違いなく飛びついていたと思うが、大型のHCでもお目にかかったことがない。
よくぞトグルクランプにたどり着いた。偉い。

ということで、Amazonでトグルクランプをポチっとしておいて、ポンチ絵を描いた。
4-621) 目打ち機を作ろう_d0092767_18302185.jpg
革用から変えたのは支柱。
斜めの支柱を垂直にして面を大きくし、対象物(和綴じ本)の平行移動を容易にする。
また、台も本が載るくらい広くして安定させる。
目打ち先の受けとしては硬質ゴム板のほかカッターマットを候補に挙げた。

とはいうものの、革はポンチで3~4㎜だけど、和綴じ本は目打ちで10㎜だからどうなるか分からないが、やってみる。











Commented by ikemoto04lp at 2018-07-08 09:03
「必要は発明の母」ですね。
 よくわかりませんが、便利なものなのでしょうね。

絵と写真、構造が少し違うような・・・。
Commented by ikuohasegawa at 2018-07-08 10:38
サマースノーさん
少し構造が違います。
更に変わっていきます。別稿にて。
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by ikuohasegawa | 2018-07-08 04:25 | 製本&修理:ツール | Comments(2)

十や十五連休なんて目ではない。三百六十五連休が始まった私。


by ikuohasegawa