御嶽海 勝ち星日記
八日目の対戦相手は関脇 逸の城。
全く危なげなく寄り切って、御嶽海五勝三敗。
過日の図書館総合展のフィルムルックス社ブースにて骨ヘラを求めました。
実は長年使っていた骨ヘラを、いつの間にかなくしていたのです。
時どきしか使わないので、方丈記を製本した時まで紛失に気が付きませんでした。
紙や布に折りスジをつけたり折ったり、細かい部分を折り込んだりするときに無いと不便な道具なのです。
骨ヘラの先は素材を傷つけるほど鋭利ではないし、手に持った時の質感がアクリル製とは違います。
サイズ以上の重みを感じ手に馴染みます。
ちなみに手前に置いた20cmのアクリル定規は21g。骨ヘラは18ℊでした。
骨ヘラがサイズの割に重い───高密度(比重が大きい)───ことがわかります。
折りスジをつけたり折り目をくっきりさせるときや、細かい部分を折り込んだりするときに、あると便利な骨ヘラなのです。
厚めの紙は特に折りスジを付けて折らないと、こんな(左側)ことになることが多いです。
右側のように折りスジをつけて折れば厚めの紙も綺麗に折ることができます。
しかも厚紙の場合の折りスジは細いスジではなく、ある程度幅のあるスジの方が綺麗に折れます。にその線付けにピッタリなのです。
展示会場価格は卸値ということで800円でした。
確か、前に買った時は1500円くらいしたと思います。和裁用ヘラには5000円もする水牛の角製もあるようですし、牛骨ヘラでも3000円するものもあります。
まさか3000円の骨ヘラは松阪牛の骨で、800円の骨ヘラは乳牛の骨などという差ではないと思いますが、一体どういう差なのでしょうかね。
そうだ、牛骨だからカルシウム強化牛乳だ。
良い骨ヘラができる骨太牛。
待てよ、牛が飲んでいるわけではないか。
力を加える道具なので骨粗鬆症の牛の骨では困るが、私程度の利用者は卸値800円の物で十分です。
とはいえアクリルのヘラでは、しっくりきませんがね。