月日の経つのは早いもので、もう12月。
紅葉を楽しませてくれた団地のアメリカフーは葉を落とし、幹と枝だけになっている。
寒そう。と言いたい時期なのに、ずーっと日中は暖かい。
外は寒いだろうと厚めの上着を着て出たが、歩きはじめるとすぐ脱ぎたくなる。
脱げば上着が邪魔。
藤棚を見上げると今年伸ばしたツルも葉を落としているが伸び放題。
モロッコインゲン豆のようなものがぶら下っている。
あれは、結構好きです。
藤の豆は、咲いた花をそのままにしておいたから実った種のサヤ。
藤の豆は種を育てるために養分を使うので木の生長を阻害する。
花ツキをよくするためには花が枯れたら摘むか豆ができたら選定しなくてはいけない。
また、伸びたツルも養分を使うしそのままにしておくと葉が茂り、幹に日が当たらなくなってしまい、花が咲かなくなってしまう。花芽を残して剪定する。
このくらいのことは私でも知っているのに、植木屋は何をやっているのだ。
このところ、花ツキが悪いではないか。
言い立てる気はないが、できれば名所ほどではなくても、たわわな花房の藤棚が良いなー。と思う冬の日です。