11月28日は磯子図書館本の修理日でした。
この日、修理本ラックに用意されていたのは28冊。
普通に修理すれば訳なく修理できてしまいます。
余裕がありそうなので製本用B1ボンドを小分けすることにしました。
かなり前から、やらねば、やらねばと思いながら後回しにしてきたので、この日、修理本が少なかったのは天の配剤。
もう先延ばししてはいけない。
B1ボンドのボトルからこのハチミツ容器に移して使っています。
ハチミツ容器のフタは熱湯に浸けておかないとあけられないほど固まっていました。
ついでにフタ裏などに付着していた固化ボンドをキレイに掃除しました。
3㎏あるB1ボンドを持ったまま空中で長時間保持するのは無理。
フタをあけたボトルを丸型ゴミ箱の上にのせ傾けて自然流出してくるボンドをハチミツ容器で受けます。
ボンドはそこそこ粘度があるのでトローリと流れ出てくれます。
ああ、そのトローリは、本当に手が離せなくて写せませんでした。
きわめて原始的な方法ですが、いろいろ試してみて結局この方法に落ち着いたのです。
私はボンドの流出量を見ながら傾きを調節し筆でボンドの流れを誘導する。
SG原さんがハチミツ容器を保持してボンドを受ける。
こうしてハチミツ容器4本にボンドを入れました。
SG原さんありがとう。助かりました。
このハチミツ容器から各自が手元の折り紙皿に必要量を出して修理をいたします。
この日の28冊の修理は5名・・・私はボンド入れで短時間参加でしたが定刻30分前に終了。
12月の修理日は10日と26日になります。
26日は歳末でお忙しいでしょうから、個人のスケジュールを優先して頂いてかまいませんよ。
念のため、私は両日とも出ます。