もう一度行きたいという思いで出かけました。
昭和3年に建てられ平成9年まで大使別荘。今は県立公園。
設計者は著名な建築家アントニン・レイモンド氏とある。よく存じあげないお方ですが、そのお人柄までも斯くありなんと思うほどの清々しさであります。
コレが欲しい。
パターンを変えて変化を付けた杉皮張りが、湖畔の自然と調和しなんとも落ち着きます。室内も杉皮張りが多用されております。曲げわっぱのランプシェードも、ここには しっくり合っている。
イタリアは千鳥ヶ淵に赤いビルは建てても、清楚な別荘は維持しなかった。まあ、そのお蔭で自由に見学できるのです。ありがとうございます。
コレが欲しい。
我が家では、コレが欲しい と言うのは最大級の誉め言葉として用いております。左甚五郎もいいが、アントニン・レイモンドも良い。
この旧イタリア大使館別荘もそうですが、毎日新聞本社(旧リーダーズ・ダイジェスト)や群馬音楽センター(高崎市)も氏の作品だそうです。 実は、ここで昨年当社の就職相談会をやったんです。