81) 寒 暖 計
2007年 01月 17日
今日は寒い。今日は暑い。では気がすまない。『今日は○度だから寒い』 『昨日より○度暑い』と確認したい。ですから寒暖計は必須アイテムでありました。何歳かの誕生日に、見に行かなくても手元で外気温がわかるデジタル外気温計を贈ったこともありました。
私自身も外気温が気になり寒暖計を購入致しました。確認して「今日はマイナス○度だ。寒いはずだ」というだけの事ですが・・・。親父と一緒じゃないか。それはDNAのせいなのか。はたまた、単に年をとっただけなのか。
信州の冬の寒さは、思わず「今、何度だ?」と言ってしまいます。今体験している寒さは一体何度なのか知りたくなるのであります。写し損ねていますがー14度を指す針を見ました。
買ったのは窓ガラスの外に貼り着け、室内から読み取る寒暖計であります。普通は0度を真ん中にして左右に針が移動する形に固定するのでしょうが、夏の間は赤い温度を上にしておりました。針が上がれば気温上昇。下がれば気温降下であります。冬になったので、ある日ぐるっと廻して青い温度を上にしてみました。気温が下がると針が上がっていきます。
翌日、しばらく寒暖計をながめていたChiが申しました。
『マイナス6度ってマイナス1度より寒いよね。寒い。』
そうです、さっきより針は上がってますが、冷えているのです。
昨日までは気温が上がると針も上がる。今日からは気温が下がると針は上がっていくのです。
Chiは自分の視覚により忠実に生きたい様でありまして、その後寒暖計は、グルット廻して直してありました。やはり、針は寒いと下がり熱いと上がるのが,感覚と一致するようです。