名物は花吹雪。たしか落花生の入った煎餅だったように思う。予約客以外はほとんど買えません。かつて偶然買えた時に一度食べたきりですから良く覚えていません。私はそれよりも一度で気に入った別の煎餅を求める。カチッと仕上げた丸い醤油のおかきである。負け惜しみでなく私はこちらの堅さが好きです。
私は子供の頃から小魚系カルシウムを摂取してきたから歯が硬い。その硬さは、新米の歯科医師が『もう来ないでくれ、よそへ行って欲しい』と己の未熟さを自覚する・・・ぐらいである。そこまで言われたことはないが、『コノッ!いやー硬い 』と言われ、「硬くてどうもすいません。お手数かけます」と謝ったことはある。
したがって堅いものも、難なくかみ砕く。とにかく堅いものが好きなのであります。
干し空豆の素炒りの堅さは格別で、Chiの父が好きだったこともあり【好雄豆】と名づけて愛好している。煎餅なども堅焼きがお好みであります。と申しましてもやわらかい物も嫌いではありません。要するに何でもOKっていうことか。歯は硬いが最近は歯ぐきが老化。そのせいなのかパステルのやわらかプリンがいたくお気に入りなのであります。
店の奥で職人のおじさんが手焼き。おじさんは何時も身体を左右・前後にゆすって調子をとりながら焼きあげている。店員のおばさんは何時も無駄口はたたかない。「花吹雪」と口にするだけで、『予約して頂かないと・・・・』と無愛想。予約してあって取りに来た客には結構愛想いいのにね。
※堅い・硬い・固いの区別が付かない。どれを使えば・・・・・・。
一応、歯は硬い煎餅は堅い にしてみました。
土は固いっていうイメージかな?新明解さんに聞いてみなくちゃ。