しかし、コピーから一歩踏み込み、そのコピーから連想し関連を探し思索を深めていくことで次第に自分の中に納まっていくものだと思う。
こう書いている事だって、今日では無いけど、何処かで眼にした知識が基になっているのだからのコピーと言えばコピーである。
PCのコピー&ペーストは優れた機能だし活用している。
私の場合は引用文は【 】でくくるか段落を別にして引用であることを明確にし、心中秘かに感謝して使用している。
辞書の『引用』を引用すると次のようなレイアウトになる。
いんよう0 【引用】
(名) スル [1] 古人の言や他人の文章、また他人の説や事例などを自分の文章の中に引いて説明に用いること。 ・ 古典の例を―する
[2] ポスト-モダンの芸術や建築で作品の中に過去の様式や他人の作品を部分的に組み入れる手法。
NHK・クローズアップ現代を見た。
webからのコピー&ペーストのみで作成したレポートを提出する学生が増え問題化している。既に『コピペ』という略語も存在するくらい普遍的なことだという。
番組で放送された話題の一つ。夏休みには小中学生向けに開設された「コピペで書ける読書感想文」のサイトがアクセス数を伸ばしているという。
読書感想文教育に関する意見は色々あろうから、この方の意見もあって良いが、典型的な読書感想文教育を受けそれを有り難い思い出として受け止めている私としては・・・・・・。
当時は読書感想ノートの他、新聞のコラムを切り抜き、『段落さがし』『作者の言いたい事』『分からない言葉』『読めない漢字』『・・・・・・』等ということも学習した記憶がある。
それはさておき、一度サイトを見ていただきたい。
自由に使える読書感想文←
サイトの作者は放送で誇らしげに言っていた。
『読書感想文のようなことから子供たちを解放して、夏休みに今しかできない事をさせてあげたい。お礼のメールもいっぱい来ている』
サイトには〔読書感想文のパクリがばれた時の反省文〕のページまであって親切この上ない。
反省文もこれを書き写せば出来上がる。
面白いと言えば面白いが・・・・・。
そこまでやるなら
〔自由に使える読書感想文の作者へのお礼のメール文〕のページも作ったらどう。
作者へのお礼のメール文もこれを書き写せば出来上がる。
子供は礼文を考えなくても済むから、もっと【夏休みに今しかできない事をさせてあげられる】よ。
【 】内は引用です。