発言を求められ何の意見も持たぬ時、例外があることを開陳するともっともらしく聞こえ、時には思慮深く聞こえる場合がある。
しかし例外をあげつらうのは、自らの論を建てられぬ者の常套手段であることが多いのも事実。
坂本哲志総務政務官は5日、総務省の仕事始め式のあいさつで、仕事と住まいを失った派遣労働者らを支援するために東京・日比谷公園に開設されていた「年越し派遣村」に触れ、「本当にまじめに働こうとしている人たちが日比谷公園に集まってきているのかという気もした」と述べた。
この場合も例外が存在する事は一応真実であろう。でもなー・・・・・。
あなた方国会議員に一言申し上げる。
「本当にまじめに国民の為に働こうとしている人たちが国会に集まってきているのかという気もする」
更に
「本当にまじめに国民の為に働こうとしている人たちが総務省に集まってきているのかという気もする」
わたしだって派遣労働者に関しては少々思うこともあるが、でもねー、この時期のこの発言はねー。今風?に言うと KYじゃないの、坂本哲志さん。
「本当にまじめに働こうとしている人以外は断固排除する」くらいの事言えば。
その後の昼のニュース
坂本哲志総務政務官は6日午前に総務省で記者会見し、東京・日比谷公園の「年越し派遣村」に集まった失業者らをめぐり「本当に働こうとしている人か」とした自らの発言について「関係者に迷惑をかけた。発言を撤回して深くおわびしたい」と謝罪した。責任の取り方については「地方をもっと活性化させる意味で職責を全うしたい」と述べ、辞任を否定。
やっぱりahoだわ。
それよりも、労働意欲の真面目、不真面目は別にして、働かない人たちの中にもずいぶんと差があるんだなぁと、は氏を見ててつくづく思いました。