昭和44年の購入日付けが記入してある。22歳の時、記憶に残っていた絵本を購入していた。
その他幼児期の絵本では「小さなお家」が印象深く記憶に残っている。これは手元にはないが水色の表紙の中央に丘の上の小さな家が描かれていたことを憶えている。これも気に入っていた絵本だ。
最近購入した絵本では「ルリユールおじさん」
この絵本は本の修理に携わるようになってから偶然見つけ即購入した。
いせ ひでこさん の淡い水彩で描かれたパリの冬景色が心にしみる。「ルリユールおじさん」になった様な気分でページを繰っている。
少女が大事にしていた植物図鑑は、何度も何度も使っていたのでこわれ始め、ついにバラバラになってしまった。
本屋さんには新しい図鑑はたくさんありました。でもこの本をなおしたいの。こわれた本はどこへもっていけばいいの?
「そんなだいじな本なら、ルリユールのところに行ってごらん」
他の本が話題になった先日の修理ボランティアの日。調子にのった私は先輩に「絵本・ルリユールおじさんを紹介します」とメールを送った。
そのメールへの、ON田さんの回答メール
以前、製本の会例会で、MT岡さんから紹介された記憶がある本ですが、素晴らしいきれいな水彩画の絵本です。妻が絵を多少やっていて、前に買ってきました。今度の例会にもっていきます。(・・・忘れなければ・・・・)
こちらにも一人、アンテナを張り巡らしている先輩がいました。