散歩・お出かけ

746) 地に足が着かない

「毛が心臓に生えている」と「心臓に毛が生えている」は言い方としてどちらが妥当かというと、コノ場合は「毛が生えている場所」が問題なのではなく、「心臓の状態」が問題だから、「心臓に」が先で「毛が」は後だろう。

同様に考えると「地に足が着かない」と「足が地に着かない」は「足がしっかり大地を踏みしめているか、それともふわふわ宙に浮いているか」=足の状態が問題であって、「地面に足がついているか、手がついているか、それとも尻がついているか」=接地しているのは何か、が問題なのではない。
従ってコノ場合は「足が地に着かない」というのが妥当であろうと思うが、聞いた感じは「地に足が着かない」の方がふわふわ感があるような気がする。

話は変わる。ゴルフ帰り。車の後部座席にいて、足が地に着かないタンクローリーを発見。
タンクローリーが喜びや興奮のため落ち着きがないという訳ではないし、タンクローリーが浮き足立っているというのでもないが、とにかく「タイヤが地に着いていない」。当然回転していない。
すぐさまデジカメで撮影。ほら、写真右側のタイヤは回っていないでしょ。
746) 地に足が着かない_d0092767_9514873.jpg

帰宅後検索。
これは、荷物が空の時に、タイヤを浮かして走行できるシステムなのだそうだ。これでタイヤの消耗がへる。更に、もう一つ大きなメリットがある。それは、高速道路の通行料金が安くなる。エッ!
大型トラックやトレーラーは、車輪軸の数で通行料金が決まるので、全車輪で走行するより車輪を浮かして走行したほうが料金が安いのだそうだ。
なんだか、子供に首をスクメさせ 「5才以下」って言ってるみたいだ。

じゃー、ETCで料金所を通過する場合は、どのようにして車輪軸の数を数えているのか・・・
答えは、ETCゲートを通過する直前のセンサーで、瞬時に車輪軸数を判断して通行料金を割り出しているそうだ。
ほほー。 
ちなみに料金は大型車が普通車の1,65倍であるのに対して、4軸の特大車は2,75倍だそうです。
単純比較で40%の料金節約になるのです。
今回の4軸車は前の軸から 2・4・(4)・4の14輪でしたが、3軸めの4輪が「地に着いていない」ので4軸車ではなく大型車。
このシステムを乗用車に応用すれば高速料金が・・・・・・・・ダメだ。2輪になってしまうから無理だ。残念。

そんなことより、高速道路土日1000円を『何時でも1000円』に拡大してくれれば良いのだ。
そういえば、今回の土日1000円では、JH各社に5千億円はらうそうだ。我らの税金を。ウーーン。前言取り消し。

5千億円の支払いを受け一番喜んでいるのは、どうせJHに天下っている「心臓に毛が生えている」元高級官僚だけだろう。
政府は景気回復に向けて「地に足が着いた」施策を実施して欲しい。
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by ikuohasegawa | 2009-03-29 06:27 | 散歩・お出かけ | Comments(0)

十や十五連休なんて目ではない。三百六十五連休が始まった私。


by ikuohasegawa