843) 山 桑

MT岡さんは横浜の街路の桑を与え自宅で養蚕をしている。
http://plaza.rakuten.co.jp/seihon/diary/200905150000/

私はそのことがきっかけで、軽井沢に山桑があったことを思い起こした。

もともと林に家を建てるとき、立ち木は極力残してほしいと依頼したので、玄関先に前から生えていた山桑が数本ある。葉の片方にだけ切れ込みがある。調べるまでは、変な葉の木でしかなかったが、桑は若木の時は五または三裂葉、成木になると丸葉になる。途中では二裂葉もあるのが山桑だと知った。
843)  山   桑_d0092767_5252471.jpg

その山桑が今年は大量に実をつけ否が応でも桑であることを意識させられた。
赤色から紫黒色に熟れ進み大量の実を落とす。掃いてもその場で潰れるだけ。玄関先なので出入りのたびに踏みつけなければ出入りできない。その靴で玄関に入るから三和土をまだらに着色してしまうがどうしようもない。梅雨が明けカラットしたら三和土を洗わなくてはいけない。

図鑑には桑の実は甘くて食べられると書いてあるので10粒を洗って器に盛った。
843)  山   桑_d0092767_5255096.jpg

自分では食べてみもしないで呼びかける。「おーい桑の実、おいしい(と思う)

『おいしそう。うちの山桑の実。何とかベリ-みたい。甘い』

あっそう、酸っぱくない。それじゃあ、僕も一個食べるとするか。
Commented by ちょもこ at 2009-07-13 11:23 x
山下町シルクホテルの前の交差点に、桑の葉が繁った一角があります。横浜のシルク産業のシンポルとして、記念碑とともに二つほどの大木からなっていました。
書かれているとおり、成木ですから上方にある葉はすべて「丸葉」でした。たくさん、桑の実が採れるでしょうね。
桑の実は、mulberry。これで作ったジャムが「マルベリー・ジャム」というんだそうですね。
こうしてみると、「×××ベリー」というのは、ストロベリーにはじまりたくさんあるんですね。
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by ikuohasegawa | 2009-07-13 04:22 | Comments(1)

十や十五連休なんて目ではない。三百六十五連休が始まった私。


by ikuohasegawa