2018年 09月 18日 ( 1 )

4-694) 断り切れなくて修理しました

壊れたので直して欲しいと言われた。
昭和52年(1977)の実業団ボウリング大会準優勝メダルの箱。
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「私は、修理といっても本、紙分野なので木工は・・・」と言葉を濁したが、相手は85歳の先輩住民なので引き下がってくれない。
さらに「これだけは大事にしてきた。ほかに頼む人がいない」と押してきた。
知り合いに大工とか木工職人はいないのかねえ。

そういえば、この方には細雪・上中下三巻(1949年・昭和24年発刊)の修理を頼まれたが、私の手に余ると判断し修理せず帙(ちつ)を作ったことがある。2011年のことだから忘れてくれてもいいのにね。

やむなく「一応、預かって検討してみます」
一応もなにも預かったら修理せねばならぬ。

持ち帰って点検すると、元々のヒンジの固定方法は釘ネジなどではなく狭い隙間にさし込んでいたヒンジが抜けただけ。
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仕組みに影響を与える破損は無い。しかし40年を経過し劣化している木枠に無理はかけられない。
修理するなら適切なボンドで接着しヒンジを固定することになるが、厄介なのは狭い隙間にボンドを入れること。

ということで、あれこれやって修理完了。
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多分、喜んでいただけるでしょう。
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思い付いていろいろ持ちこまれぬことを祈っております。



by ikuohasegawa | 2018-09-18 04:15 | 繰り言 (くりごと) | Comments(4)