カテゴリ:製本&修理:関連( 488 )

5-13) 夏休み前のこぼれ話 並四小学校

昨日の最高気温は28℃でした。


もう、とうに夏休みに入っていますが、並四小図書館の話題を一つ。

並四書房 (並木第四小学校図書室出版部) の設立は2年前。
すでに14冊を刊行している。

書房設立のきっかけになった「しばくんのぼうけん」の作者が、この度「桜学園 ⓵」を出版した。
⓵ですから②も準備している。と。
d0092767_11264983.jpg
鉛筆書きですから製本後も書き換えは自由。
表紙を付けた後も推敲に推敲を重ねたようで、すでに古書の雰囲気を漂わせていますが新刊です。


作品は別の子とタッグを組んでの、さし絵入り学園小説。
d0092767_11502838.jpg
主人公の一人は意地の悪い少女れもん。

美少年みかん君も登場。
d0092767_11502411.jpg
この場面のみかん君の顔は恐怖で青ざめています。
みかん君をめぐって、恋の鞘当てならぬ恋愛バトルが始まりそうな予感がします。

4年生になるとこんなに変わるのでしょうか。
一体何があったのだ。
2年の間に、ずいぶん浮世のことを学んだようだ。

みんな仲良くハッピーエンドの「しばくんのぼうけん」は、どこへ行ってしまったのだ。



by ikuohasegawa | 2019-08-02 04:00 | 製本&修理:関連 | Comments(2)

4-996) 本ごろう似顔絵コンクールの入選者決定

並四書図書委員企画「本ごろう」似顔絵コンクールの入選者が決まりました。
選考方法は、図書委員の投票。
d0092767_11263662.jpg
1位の作品は11票。
2位は10票とその差は1票でした。以下、3位6票、4位5票、5位3票と続きます。
ここまでは豆本ストラップがプレゼントされます。

低学年を中心に入選できなくて残念がる子が多かったので、司書さんは参加賞を作りました。
本ごろうシールです。

少し厚手の紙に、本ごろうを印刷し裏に両面テープを貼って丸く切り抜いてあります。
裏紙をはがして好きなところに貼れます。

配った残りが10枚ありました。
d0092767_11262955.jpg
オジサンも1枚もらって、道具箱に貼りました。
d0092767_09245443.jpg
作品の中で私の目をひいたのは2位の似顔絵です。
正面から見た平面図ではなく、唯一、少し斜めからの奥行きのある立体的作画でした。



by ikuohasegawa | 2019-07-16 04:00 | 製本&修理:関連 | Comments(1)

4₋985) 本ごろうデザインの 豆ノート

並木第四小学校図書室のキャラクター・本ごろうデザインの 豆ノートが出来ました。と。
d0092767_17030377.jpg
豆ノート作りをマスターした司書さんが指導して図書委員の児童が作りました。

5個作ったら1個は自分用にできるというので図書委員(児童)は張り切ったようです。

本文用の白紙と表紙は司書さんが定寸にカットしましたが、重ねた5枚を半分に折りホチキスで中綴じて表紙で包みました。
表紙は強度を考えて本文とベタ貼りしてあります。
表紙にしは 本ごろうのイラストを貼りブッカーの切れ端で補強。

私は全く関与していません。

これからの図書室イベントのプレゼントに使うのだそうです。
今年の図書委員は、単なる貸出係ではありませんぞ。





by ikuohasegawa | 2019-07-06 04:00 | 製本&修理:関連 | Comments(3)

4-983) 本ごろう似顔絵コンクール

並四小本ごろう似顔絵コンクールの続報。
d0092767_15580554.jpg
現在、応募数65作品。(このほかにも掲示板あり)
d0092767_16131153.jpg
やる気満々の図書委員発案で始めた企画ですが、ここへきて司書さん悩んでいます。
1位~5位を決めるのはどうしたらいいのだろう。と。

公開して投票させる。または、図書委員が決定する。
さらに1位~5位の順位を付けるか、入賞5作品にするか。
1年生から6年生まで一括りでいいのだろうか。

相談を持ち掛けられたので「司書担当の先生に相談したら」と責任回避。
先生は日頃あてにできなくても、こういう時のためにいるのです。
何かあった時「〇〇先生に相談しました」と言えるように。そうです、責任回避策です。

続いての、やる気満々の図書委員の企画。
「豆本スタンプラリー」
d0092767_16131363.jpg
低学年と高学年に分けて指定ジャンルの本を借り出したらスタンプ1個。
スタンプを6個集めると「豆本づくりに参加できる」というもの。

豆本づくり?・・・どうなるのでしょうか。



by ikuohasegawa | 2019-07-04 04:00 | 製本&修理:関連 | Comments(4)

4-976) 並四小・絵本コラボ給食

並四小図書室コラボ給食のメニューは、料理の出てくる絵本の中から司書さんがメニューを幾つか提案し、栄養士さんと打ち合わせて決めています。
今年は10月に計画しているのですが、もう4回目ですから給食にできるメニューは学校図書室の絵本に残っていません。

司書さん、料理の出てくる絵本を検索して市立図書館から借り出しました。
その中から「ウポポ ウポポポ ポタージュスープ」に決定したそうです。
食材や調理の都合上、スープ系のメニューが採用されやすいようです。
d0092767_15091668.jpg
ママが作ってくれたポタージュスープ
もえこがスープを飲もうとすると スープが歌を歌い出しました
スープの中へひきこまれ それからは 夢の世界
牛乳 雌牛が出てきた にんじんは歌い出し、じゃがいも スープの素 とうもろこし たまねぎ 
オニオンが 涙を浮かべてないてる
大きなかぼちゃがスプーンにつかまると もえちゃんが元に戻ります
夢の中の出来事 
♪ウポポ ウポポポ ポタージュスープ♪  
こんな楽しい歌がいいなー
みんな一緒に歌って楽しめま~す。 

ウポポ ウポポポ ポタージュスープ
を中心に文字は歌詞になっているようです。
音楽の先生がメロディーを付けてくれるそうです。

図書委員が教室を回って
♪ウポポ ウポポポ ポタージュスープ♪
と宣伝するそうです。
今年の図書委員はやる気満々です。

ぱたぱたママの読み聞かせでもメロディーにのせて
♪ウポポ ウポポポ ポタージュスープ♪
と歌ってもらいましょう。

みんなに読んでもらいたいのに、市立図書館から借り出した1冊しかありません。
版元も取り扱い中止しているので買うこともできない。

Amazonで中古本を1冊手に入れたそうです。




by ikuohasegawa | 2019-06-27 04:00 | 製本&修理:関連 | Comments(4)

4-974) 本ごろう似顔絵コンクール

御嶽海、4場所ぶりに関脇復帰
大相撲名古屋場所の新番付が24日発表され、昨年の同場所で初の幕内優勝を飾った御嶽海は「東関脇」で臨む。
愛知県犬山市内の出羽海部屋宿舎で「暑くて、思った以上に体が動くのが名古屋場所。2連覇できるように頑張る」と抱負を語った。
西小結だった5月の夏場所は2連敗が1度だけで9勝6敗。今場所は4場所ぶりに関脇に復帰した。
三役連続在位を15場所に伸ばし、昭和以降で19場所の関脇若の里(現西岩親方)に次ぐ単独2位に浮上。
「早く(大関に)上がりたい気持ちでいっぱい。この1年間、あまり自分の変化を感じられていない」と足踏み感からの脱却を誓った。



並木第四小学校図書室では18日から、本ごろう似顔絵コンクールが始まっています。
d0092767_15580554.jpg
19日は開始二日目でしたが、11作品の応募がありました。
d0092767_15575507.jpg
毎日、応募が増えていることでしょう。

入賞作は図書委員が選びます。
d0092767_15581174.jpg

1位、2位、3位には豆本───2月に納品した豆本の在庫がまだあるようです───をプレゼントするそうです。
d0092767_05204503.jpg
図書委員は各クラスに賞品の豆本を持参し「似顔絵コンクールで入賞するとコレがもらえます」とPRに回っています。
似顔絵コンクールそのものも図書委員の発案で始まったとか。
今年の図書委員はやる気満々です。

この日の中休み時間。
左のテーブルの4人は本ごろうの似顔絵を描いています。
d0092767_15581600.jpg

by ikuohasegawa | 2019-06-25 04:00 | 製本&修理:関連 | Comments(2)

4-970) 水に濡れた本を綺麗に乾かした司書さん

水に濡れた本をそのまま普通に乾かすと紙が波打ってしまう。
図書館などの乾燥方法をざっくりと言うと、
水を拭きとった後、コピー用紙などを各ページごとに挟み込んでプレスしながら乾燥させる。
波打ったまま乾燥した本は、再度水で湿らせて同様に乾燥させる。
コピー用紙が吸水したら新しい用紙と取り換え、プレスして乾燥させることを繰り返す。
なお、使用済みコピー用紙や既存の印刷物は本にインクが移るので白紙を使う。

と、かなり継続しなければならぬ作業になり、隔日、隔週に修理をするボランティアには不向きな作業である。そのため磯子図書館ではもっぱら司書職員が実施している。
ときに、間違って指示書に「水濡れ」とある本が修理に回ってきた時は「そうですか水濡れですか」と書いて差し戻しているくらいのものです。


「これを見てください」と綺麗に乾燥させた水濡れ本を見せに来たのは並四小の学校司書さん。

乾燥方法は話してあったので、コピー用紙を挟んでプレスして・・・・を繰り返し、1週間かけてこんな感じに仕上がりました。
d0092767_04512377.jpg
わずかに波うっていますが読書するとき気になるほどではありません。
上出来です。
d0092767_04512706.jpg
聞くと、リトルマーメイド救出にはいろんな人が関わっていました。

本が濡れた経緯
小説リトルマーメイドを借り出したのは二年生の女児。嬉しかったので手に持って帰りました。
途中の小柴橋にさしかかったとき、数人の小学生が川面を指さしのぞきこんでいました。クラゲを見ていたのです。
海につながる用水路とはいえ海から2kmほどあるので、ここでクラゲを見るのは珍しいのです。

私も見ようと欄干に手をかけたその時、本が手から離れ川面に落ち、やがて沈みました。
川底のリトルマーメイドは見えています。
d0092767_05121094.png
偕成社HPより

大変だ、図書館の本を川に落としてしまった。
すぐさま学校にとって返しリトルマーメイドの救助を要請しました。
かけつけた校務員さんが無事救出。

担任の先生は濡れた本を乾かすべく行動開始。まずはWEB検索。見つけた方法が冷凍するというもの。
まあ、いろいろある水濡れ本乾燥作業の初動としては、これが一番簡単ですから。
一方、本を川に落とした二年生は責任を感じふさぎ込み、お母さんからは新しく買ってお返ししますと電話がかかって来たそうです。

翌日、カチカチの冷凍リトルマーメイドは出来たがその後が分からないので、司書さんのところへ回ってきた。

いきさつを聞いた司書さんは「きれいになおったから心配ないよ」と言うために、初挑戦の「白紙挟みプレス乾燥」に取り組んだ1週間でした。

綺麗になおったので「リトルマーメイドは海に帰りたかったのかもね」と冗談も言えますね。


ちなみに、濡れた本を冷凍すると波打たないで乾かせるというのはweb検索で出てきますが、お薦めするだけの確信が持てません。
ただし、リトルマーメイドに関して言えば、司書さんの手に渡るまで波打って乾くことなく冷凍で保管されていたことが功を奏したのかもしれません。



by ikuohasegawa | 2019-06-21 04:00 | 製本&修理:関連 | Comments(4)

4-964) 百人一首の英語訳解説本

手作り製本の会、今回の課題は糸綴じで仕上げる A Hundred Verses From Old Japan -著者ウィリアム ポッター 。
1909年刊行の、百人一首の英語訳解説本である

8ページごとの糸綴じ用に面付けしてあります。会員のM山さんの労作です。
ありがとうございました。

作品ができ始めてきました。
d0092767_12170340.jpg
A5判、B5判それぞれお好みのサイズに仕上げてあります。
今回はフランス装の表紙が人気になっています。


原本に無い日本語の和歌を追加し、肖像画を美麗なものと差し替えてあります。
d0092767_12165287.jpg
第一首は天智天皇の御製とされる
「秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ」

肖像画の下に
(作者) TENCHI TENNOU

(アルファベット表記)
Aki no ta no
Kari ho no iho no
Toma wo arami
Waga koromode wa
Tsuyu ni nure-tsutsu.
(解釈)
OUT in the fields this autumn day They're busy reaping grain ;I sought for shelter ’neath this roof, But fear I sought in vain,— My sleeve is wet with rain.
(解説)
The Emperor Tenchi reigned from A.D. 668 to 671・・・・・・・・・。


日本語訳は
https://www.sacred-texts.com/shi/hvj/index.htm  をコピーしてGoogle で検索。
開いた画面の このページを訳す をクリックすると読めます。
d0092767_13301664.jpg
それでは、第一首のページをGoogle翻訳(英文→日本語)してみます。

Aki no ta no Kari ho no iho no Toma wo aramiWaga koromode waTsuyu ni nure-tsutsu.
は、こうなります。
あきのたの かりほのいほのの とまをアラミ 和賀コロモードわ つゆになって
「Google翻訳、惜しい」
(解釈)
今秋の畑でOUT 彼らは穀物を収穫するのに忙しいです。 私はこの屋根に避難所の近さを求めました、 しかし、私が無駄に探し求めたことを恐れて - 私の袖は雨で濡れています。

(解説)
天地天皇は西暦668年から671年に統治され、首都は遠くない大津市であり、主に彼の親切さと慈悲のために覚えられています。 ある日、彼が収穫者が穀物に集まっている間に鳥を追い払っていたこと、そして雨が降ったときに彼は隣の小屋に避難したことが関係していました。 しかしながら、それは粗い突進でのみ茅葺きされた、それは彼に多くの保護を与えなかった、そしてこれは詩が設立された事件である。


「よく頑張ったね」と激励したくなるようなGoogle翻訳ですが、これはこれで楽しめます。



by ikuohasegawa | 2019-06-15 04:00 | 製本&修理:関連 | Comments(2)

4-947) 汚れのある新刊本

青少年読書感想文全国コンクールの課題図書「 ぼくとニケ」 片川優子・著:1,400円を購入したら・・・と司書さん、何やら言いたそう。

どうしたどうした。

偶然開いたページに汚れがあり念のため確認したら、4冊買ったのですが4冊とも汚れていました。
d0092767_12222249.jpg
問題の箇所を拡大すると、こんな感じ。
d0092767_12222523.jpg
教員室の雑談──こんなことがあったという程度──の話題にしたら「出版社に連絡して交換してもらうべきです」となった。

教師の意見ですから無視する訳にはいかないので、司書さん、講談社に電話しました。
どんな汚れか確認したいから着払いでという指示どおり、このあと送ったそうです。

じっと見れば気になるし無ければ無いに越したことはないが、この程度なら我慢できるだろう汚れである。と思う。
しかし、ひとこと言いたくなる気持ちもわかる。

編集者が汚れの存在を知っていて流通したのなら許せない。消費者・読者を舐めるな。
それとも、気が付かなかったのであれば注意力散漫。まず眼鏡を誂えなさい。
と、説教をしてもなあ。

私には「失敗付箋』を貼って日記帳を贈った経験があります。
d0092767_05045747.jpg
貼った見返しにシワがよったのです。

本文の汚れを指摘された講談社はどうする。
汚れを消した第二版が出ていれば交換すればよいのだが、同じ版なら同じ汚れがあるだろうしねえ。
また、この4冊に対応すると「他のはどうする。言われなければ頬被りするのか」と追求されても困ります。

これが私の製本したものであれば、詫び状と共にぺんてる修正テープを送る。
d0092767_15233679.jpg
ぺんてるHpより

修正テープを貼ると余計に醜くなると思うなら貼らなければ宜しい。修正しなくてもよい程度の汚れだということです。

いずれにしても講談社の対応は見ものです。

by ikuohasegawa | 2019-05-29 04:00 | 製本&修理:関連 | Comments(8)

4-943) 貸出冊数を掲示する

並四小司書さんの繰り出した次の一手。

図書室前の廊下に貸出冊数を掲示し始めました。
d0092767_12170513.jpg
この日は10冊。本ごろうも「とっても かなしい。。。」

中休みに児童図書委員が前日の貸出札数に差し替えました。
d0092767_12170877.jpg
本ごろう君が 最高! と言った39冊。
図書委員も司書さんも大喜び。

ちなみに39冊の貸出があったのは、豪雨のあの日でした。
外遊びができないので、図書室に来たのでしょう。

それでもかまいません。


自分も1冊借りて本ごろう君を喜ばせたい・・・ここから始まる読書もあります。


by ikuohasegawa | 2019-05-25 05:01 | 製本&修理:関連 | Comments(2)