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4-972) 本の修理講座準備中 

修理講座の期日が迫ってきました。
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新しく担当になった職員が「何を準備したらいいでしょう」と聞いてきた。
Aを、Bを、Cを、Dを・・・と依頼する方が面倒だから、これまでどうり「暇を見つけて私が準備しておきます」と答えておいた。

暇が見つかったので───どの日の暇で行こうか迷っただけですが───材料を準備してきました。
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しおりヒモ、平綴じ用糸、ページヘルパー、ノド布、ブッカーなど、修理材料を人数分切り出してセットしました。
これを使って壊れた本をなおしてもらいます。


次に修理実習に使う本を準備。
廃棄本の中から手頃な20冊を選び出し、修理に適した状態に加工───要するに私が壊す───しました。
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廃棄前に最後の一働きをしてもらいます。






by ikuohasegawa | 2018-09-26 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(2)

4-968) 魔女のみみずスープを紙芝居にする

大相撲秋場所 御嶽海勝ち星日記。
勢い止まって5連敗の御嶽海 。
来場所の大関昇進も消滅した13日目の対戦相手は妙義龍。

危なげなく寄り切って7勝目を上げる。
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AbemaTVより
14日目の対戦相手は大関高安。
15日目は遠藤もしくは豊山だろう。
最後まで頑張って来場所につなげて欲しい。



さて、絵本の給食 第三弾 絵本 「チキンスープ ライス入り」の大型化は無事完了。
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貸出し中の1冊を含め4冊になりました。
これを持って各教室で読み聞かせをして、11月7日「 チキンスープ ライス入り」が給食に登場します。


次に司書さんが困っていたのはコラボ企画第一弾の「みみずスープ」
魔女図鑑は厚い上、物語ではありませんから読み聞かせには不向きなのです。

予告ポスター、図鑑の展示も考えたが、なんとか読み聞かせをしたいのです。どうしたらいいでしょう。と。
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オジサンからの提案
メニューページだけを読み聞かせしたら。
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1コマをA4サイズまで拡大し紙芝居にしたらいいのじゃない。


まず24ぺージをコピーして1コマずつに切り離す。
モノクロ画なので部分的に彩色する。

1コマをA4用紙いっぱいまで拡大コピーする。倍率300%でした。
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がA4サイズです。


「魔女図鑑のスパゲッティスープ」と表紙を作るという司書さんを止めた。
あくまでタイトルは 魔女図鑑のみみずスープ でしょう。

「絵本コラボ給食のメニューは、みみずスープです」と紙芝居を始める。
子どもキャーキャー、がやがや状態で読み進み途中で
「心配はご無用です。
魔女と魔女修行中の人以外は『ミミズのスープ』は食べられません。
皆さんの給食はスパゲッティーの具入りスープです」

「なんだ、スパゲッティか」と、オチをつけるのが宜しい。


by ikuohasegawa | 2018-09-22 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(2)

4-966) 並四小 本の修理 学級文庫の本をなおす

一年二組の学級文庫から修理にまわってきたのは「からだなんでもクイズ」

代々読み継がれ、ページ外れに貼ったセロテープは黄変して醜い。
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こちらは幅広養生テープで貼ってある。
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ワンダリックで全てのテープをはがして
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平綴じで仕上げました。
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ノド際までは開けません。
ベストではないがベターな修理ということで我慢してもらいましょう。

手間がかかったので、この日の修理は同様のもう1冊も修理して2冊で終了。

by ikuohasegawa | 2018-09-20 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(0)

4-965) 並四小 絵本と給食 コラボ企画

絵本「チキンスープ・ライスいり」のサイズはA5くらい。
この日、A4判が登場しました。
司書さんの試作品です
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1ページずつ両面カラーコピーで拡大し平綴じして表紙を付けてあります。
とてもいい仕上がりです。拍手。
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このあと各クラスで読み聞かせをするために数冊を仕上げるそうです。

実は、絵本と給食のコラボレーション企画第二弾の準備なのです。
絵本タイトルの「チキンスープ ライス入り」が給食に登場する前に読み聞かせをするのです。読み聞かせにA5判は小さいからのA4判化。
さらには給食の日も迫っているので数冊必要なのです。


その他のコラボメニュー候補は、魔女図鑑に出てくる魔女の好物「ミミズ スープ」。
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まさかのミミズ。
メニューを発表したらどんな反応が出るだろう。
子どもはワーワーキャーキャー。
保護者は「うちの子はミミズアレルギーなので・・・」
ミミズを集めるのが大変だ。

という心配はご無用です。
スパゲッティーの具入りスープです。
魔女、魔女修行中の人以外は「ミミズのスープ」は食べられません。

キノコのスープも候補のメニューです。
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by ikuohasegawa | 2018-09-19 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(2)

4-682)イベントに協力 「豆本ストラップ作り」

並木エリアの北コミュニティーハウスのイベント「豆本ストラップ作り」に協力。

参加者が集まりはじめたら
「こんにちは、お久しぶりです」と、見知った顔が数名。
7月の並木中央小学校修理講習会のメンバーだ。

そういえば、あの時、このイベントのことを話題にした覚えがある。
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隣室の第一小学校図書室から司書さんも顔を出した。
この方には並四小司書さんの紹介で「ゾロリの平綴じ」を伝授した。

他にも、北コミュニティーハウスのパートさんは磯子図書館修理講座の元受講生だ。
顔見知りがいっぱい。


S口さん準備の材料キットを配布して、豆本ストラップ作り開始。
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材料を切り出してあるので、手順にそって貼っていくだけ。S口さんのお蔭です。
とはいうもののスピードには差がある。
材料の切り出しからさせたら、その差はさらに大きくなる。

せっかちな方にはブレーキをかけ、慎重な方には手助けして、ハイっ、完成。
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とても自分で作ったとは思えぬと、皆さん大喜びでした。
主催者も、定員割れするイベントが多いのに募集開始の7月11日9時と同時に定員10名が埋まったと、満面の笑みを浮かべる。

帰り際に「またお願いします」と言われたが、S口さんは無言。
私は「ええ、ええ、まあ」と、口を濁す。
事前準備はそれなり以上に大変なのでね。





by ikuohasegawa | 2018-09-07 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(6)

4-642) 磯子図書館本の修理

修理本のラックから児童書を中心にページ外れの本を選び出す。
この日は18冊。
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平綴じをするのだが、まず全冊の前後の見返しをノド元まではがし始めたところへ助っ人登場。
H坂さんらが外れページを貼りこんでくれた。

それに綴じ穴をドンドンあけるのは私の担当。
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穴をあけた本から次々に、H坂さんらが平綴じして見返しを貼り戻す。

このところ分業体制が整ったので、はかがいく※。
※はか【計・量】(1) 稲を植えたり刈ったり、また茅を刈る時などの範囲や量。また、稲を植えた列と列との間をいう。(2) めあて。あてど。はかり。(3) (「捗」とも書く)仕事の進み具合。やり終えた量。→計が行く (はかがいく)仕事などが順調に進む。はかどる。『広辞苑』

この日の平綴じ修理の中に大判大冊のスポーツムックがあった。
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かつて誰かがページ外れをボンド留め修理した後、時がたち背割れしたのだ。
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このボンドラインの凸凹は許せぬ。

細口のチューブから直接、ボンドを点々と置いて閉じたのだろう。

最近は、筆を使いボンドを均すこと。ヤレ紙をあててボンドラインを直線にすること。を、口を酸っぱくして推奨してしているから、こういうバカをする人はいないと思う。

それはさておき、並製本の大型ムックも平綴じしました。
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ノド際まで開けないのは並製本だから元々のこと。
それを無理に開いて背割れが生じたのだから、この平綴じ修理により再びの背割れを防止することが出来る。

この日は15名で61冊を修理できた。ありがとうございました。


修理途中になったので翌日出かけて完了した。
なんせ一月間、修理を休みますから。
ついでに12冊を修理できました。





by ikuohasegawa | 2018-07-29 04:32 | 製本&修理:関連 | Comments(2)

4-641) 手作り製本の会 & シリコーンスプレー

26日は手作り製本の会でした。

今月の課題は「豆絵本・しば君のぼうけん」
休暇月となる8月前の最後の課題です。

原作を中央に記念写真。
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折本に仕立ててもらったしば君、上製本函入りのしば君など9作品。
※折本:本の古い形は巻物(巻子本)から始まったが、これでは閲覧や保存などに不便なことから、長く継ぎ合わせた紙葉を、一定の幅で交互に折りたたんで考案されたのが折り本である。経本や朱印帖などにみられる。

この日は参加者が少のうございました。
暑さのせいで、体調を崩しておられぬかと心配なところです。8月を乗り切ると、9月には文庫サイズに仕上げる方丈記です。お元気で。

そうそう、新規入会の方が一人いらっしゃいました。



午後は磯子図書館本の修理。
早めに行って、動きがスムーズでなくなってきたクイックバークランプにシリコーンをスプレー噴射した。

滑りを良くするスプレーといえばCR556が有名だが、私の用途ではシリコーンスプレーが良い。
CR556と違い噴射後、油が残らないから本を汚すことが無いから。
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使用時の注意事項は、噴射したときの拡散。
板張りの床が滑るようになり危険です。

クイックバークランプのときは、古いポスターを敷いて小さく噴射しました。


元々、雨戸シャッターの上げ下ろしが重くなったのでCR556を買いに行き、そこでシリコーンスプレー缶を見つけたのです。気に入ったのは油でべとべとしないことの他、価格。
根が貧乏性ですから。
写真のシリコーンスプレー缶は198円と格安でした。

左右のガイドレールにスプレイすると、雨戸シャッターが指一本で上げ下ろしできるようになりました。
音も小さくなり「閉店スルスル」


箪笥の引き出しも滑りがよくなります。





by ikuohasegawa | 2018-07-28 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(2)

4-628)本の修理実習会 並木中央小学校

まずは御嶽海 勝ち星日記。

大相撲名古屋場所7日目。この日より新大関栃ノ心が休場し、3横綱1大関が休場となる。
関脇御嶽海は、前頭筆頭の琴奨菊を寄り切って無傷の7連勝と星を伸ばした。
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この時刻、外出していたのでYouTubeより
いつの間にか優勝争いの先頭を走っている。


並木中央小学校司書さんより申し出があり、本の修理実習会をいたしました。

資料、材料を詰めたディバッグを背に自転車にまたがる。
15分くらいで着く場所なのだが ♪サイクリング サイクリング ヤホーヤホー♪ というわけにはいかない。
だって暑いんだもの。

8時45分に着いた時には、早くも汗だく。
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案内されて校舎二階へ行くとそこは明るく、さぞかし冬は陽ざしが暖かそうな図書室。どっこい、この時期は暑い。
窓からの微風+扇風機で涼は得られぬ。

子供たちは本を借りると「ここは暑い」と急いで教室に戻る。
先生(司書)かわいそうと、子どもに同情される。
司書さんの読み聞かせも「教室へ出前お願いします」と先生から要望が出る。
勿論、司書さんも冷房のある、教室へ行けるので嬉しい。

という図書室に10名が集まりました。
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本の作り(構造)を手短に説明し実習してもらいました。
ページ破れ
ページ外れ
表紙の角
表紙の背天地
見返しの緩み
「平綴じ」修理をされる方へは、二、三のアドバイス。

皆さんの熱意・・・さらに汗だくにはなりません・・・を感じ、気持ちよく会を終えることができました。
「おもしろかった」
「また、お願いします」

「また、参ります」







by ikuohasegawa | 2018-07-15 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(2)

4₋627) 製本の会 豆絵本・しば君のぼうけん

まずは御嶽海 勝ち星日記。
大相撲名古屋場所6日目も郷里長野から大応援団
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前頭筆頭 正代を押し出して6連勝。
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大関 栃ノ心は玉鷲に敗れ、6戦全勝は御嶽海一人となった。
期待がふくらむ。



手作り製本の会7月の課題は並四小の児童原作の「豆絵本・しばくんのぼうけん」
8月は製本の会も夏期休暇になるので繋ぎのリリーフのような課題である。

手慣れた皆さんは日を置かず仕上げることができる小品なので、コンテンツの配布はできるだけ遅らせた。さもないと7月2回の例会の一回目が作品発表会になってしまうから。

例会前日の夕刻にPDFをメールで送信しておいて、例会ではカットラインを示す「トンボ」を説明。
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通常、トンボは という線で示すが、カッターナイフのあてどころが難しい。線とはいえ幅があるので線の右と左で、切り出した紙面サイズには微妙な差が出てしまう。
しかし、カットラインを■の境界面にすることでピンポイント指定できる。

また、切り出した端に微かな黒線が残ってしまうこともある。
それは必要部分から離れた箇所に配置することで残ることはない。

画期的 ─── 思いついた本人だけの思い込みです ─── トンボなのです。

7月2回目の例会は作品発表会をいたします。








by ikuohasegawa | 2018-07-14 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(2)

4-626) あなたの本を出版しませんか 並四出版

まずは御嶽海 勝ち星日記。
大相撲名古屋場所5日目、小結 松鳳山を押し出して、危なげなく5連勝。
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勝ちっぱなしは、新大関栃ノ心と御嶽海の二力士のみとなったが、この人、安心できない。
7連勝の後、5連敗して、8勝7敗という場所もあったから。



さて、
絵本大賞作品募集!などというところから始まります。

応募してしばらくすると連絡がくるらしいです。
「あなたの絵本は惜しくも大賞にはもれましたが、このまま埋もれさせるにはもったいない作品です。何とか出版する方向で一度お会いできませんか」

と言われれば、ホイホイお会いして、その気になって、かなりの金額を払い・・・・チョッと自信のある人がトラブルになることが多いようです。

その辺の事情を絵本の学校では、丁寧に解説しています。


「本を作りませんか」
「必要な方には用紙を提供します」
「無料で製本します」
「図書室で貸し出します」と募集したら、さっそく応募があったそうです。

ご心配なく。並四出版(小学校図書室)の公募企画ですから。


小説「たけ田信玄は名探偵」と、絵本「ミズクラゲのくあなちゃん」
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表紙にブッカーをかけ、貸出し用のバーコードも貼ってあります。


奥付も付いています。
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絵本の方は司書さんが一丁中綴じをしました。
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ということは、この絵本は「一丁中綴じ」の面付けがしてあったということ。※面付けとは、刷版に対して印刷・断裁・製本加工の都合を考えてページを配置していくこと。
おそらく絵本と同じような本にすべく、必要な数の用紙を二つ折りして重ね、そこへ順に清書したのだろう。
おそれ入りました。

他にも執筆中の作家さんがいるそうです。
うれしいだろうなあ、たのしいだろうなあ。
大きくなって、きっと思い出すだろうなあ。

私も、大きくなった今、思い出したことがあります。
自分で記事を書き、ガリ版を切って、謄写版印刷をして、一人で「いちょうの子新聞」を発行していたことを思い出しました。
好きにさせてもらった山田英雄先生は4.5.6年の担任でした。

そうそう、クラスの卒業文集のタイトルは当然のように「いちょうの子」になりましたね。

校庭の端にちょっとした丘があって、そこに大きな大きなイチョウの木があったのです。
樹齢200~300年といわれておりました。

懐かしさのあまり検索して加納小学校のイチョウを見つけました。
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巨樹探訪より


そうです、これです。
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あれから60年経っているから、このイチョウは樹齢260~360年になりましたね。












by ikuohasegawa | 2018-07-13 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(2)