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2-33) 25円チョウダイ

ガムを噛んでいる友人に 「ガム チョウダイ」とは言った事がないし、10円チョウダイとも言った覚えが無い。食べ物やお金をチョウダイというのは如何にも卑しい感じがする。

不思議なものでほかの物は「チョウダイ」などと言わないのに、タバコはチョウダイ・ドウゾと遣り取りしている。暗黙の内に、手持ちを切らす事があるからお互い様という了解があるのだろう。

10年近く前に禁煙した私だが酒宴の席では1、2本吸うことがある。
仲間からの受動喫煙よりは、害の少ない自主喫煙?というか、煙に巻かれるよりは煙に巻くほうを選んで「一本チョウダイ」という訳だが返す当てはない。片務契約?というか暗黙の了解に付け込んでいるようで、誠に申し訳が無いが買わないから返しようが無い。

その1本が契機となり連続喫煙復活という事にはなっていない。あくまで時限喫煙であるが、良い事ではないとは自覚している。

厚生労働省は29日、政府税制調査会へ30日に提出する2010年度の税制改正要望で、健康対策や社会保障費の財源確保のため、たばこ税を1本当たり10円引き上げるよう求める方針を固めた。実現した場合、たばこ1箱(20本)は主力商品で300円から500円に大幅値上げとなる。実現するかどうかは微妙だが、鳩山首相は政府税調に、たばこ税の見直しを検討するよう指示しており、税制改正で焦点の一つになりそうだ。

「一本チョウダイ」というもらいタバコだから、タバコの値上げは、痛くもないし痒くも無いが、一つ気になることがある。たばこ増税のほかに環境税も検討しているという。

国連でぶち上げた25%削減を達成するためには必要らしい。廃止する税の不足分や配ったりするお金を違う税で集めるのだとか。
確かにマニュフェストには税制改革とは書いてあるし増税しないとは書いてないが、お金を配るという受けが良いことは具体的に書くけど、票につながらないこと都合の悪い事は抽象的に表現しておくと言うのは納得できないなー。なんだか『後だしジャンケン』のように感ずることが出始めている。

タバコが500円になると1本25円。
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もう 「25円チョウダイ」 とは言えない。「高くなったのに悪いね」と付け加えるくらいでは済まない。
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by ikuohasegawa | 2009-10-31 08:28 | 繰り言 (くりごと) | Comments(1)

2-32) 今月の藝術新潮(冷泉家の和装本)

藝術新潮、今月号特集は冷泉家のひみつ。

和装本の歴史も見開き頁で確認できて納得。大きく読みやすくなります。
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正確な言い方ではないが、日本の本の元祖は巻子本(かんすぼん)いわゆる巻物である。その用紙は半紙を張り合わせて作っていた。
おそらく紙以前の木簡・竹簡時代の連続する体裁形式を踏襲しようとしたのだろうとは思うが、半紙を貼って巻紙を造っていたことへは思いが至らなかった。紙のサイズ考えてみれば当たり前のことなのだけど。

余談。本を数える単位や、冊子などという時に使う 『冊(さつ)』を辞書で引いたら、さくが変化したものだという。木偏をつけると柵(さく)。確かに木簡を綴ると柵のようのみえる。納得。

話を戻す。
巻子本は読みたい箇所へ行き着くのが大変。で、巻紙を折る折本が登場。
糊でつないで巻紙を作りそれを折るのなら、半紙のままで・・・と言う事で冊子本が登場。糊綴じ・糸綴が工夫された。なるほど。

お奨め本の頁には、おなじみの山崎曜氏の『和装本のつくりかた』1800円の紹介も。
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そういえば、最近藝術新潮は表紙と本文のサイズがだいたい合ってきた。表紙が5mm寸足らずなどということは無くなった。
藝術新潮シミチョロ





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by ikuohasegawa | 2009-10-30 05:59 | 製本&修理:関連 | Comments(0)

2-31) 十月の鰻は戸塚 江戸っ子

十月の鰻は戸塚の江戸っ子。
私の月一鰻が話題になった時、どなたかが江戸っ子を教えてくれた。「西口にあるよ。江戸っ子」

台風一過の27日そこへ出かけた。
元々西口商店街の持帰り蒲焼の店だそうで、今は再開発の仮設ビルの3階で客席が13席のこじんまりした店。お奨めメニューの特上1700円を注文。
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早い。テイクアウト系の鰻屋は一般的に出が早いが、これは良い傾向ではない。思わずChiと顔を見合わせてしまったが案の定。
そういう訳で詳しい論評は避けるが、
ひと言、皮側の焼きがあまい。もう少し火を当ててほしい。 
ふた言、蒲焼もご飯も熱々が望ましい。
み言、タレが甘過ぎる。

そう言えば、「西口にあるよ。江戸っ子」 とは教えられたが,美味しいとか旨いとかは言っていなかったなー。

帰り道Chiが一言 「やっぱり川端はおいしいねー」
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by ikuohasegawa | 2009-10-29 05:46 | 今月のうなぎ | Comments(0)

2-30) 冷泉家のひみつ

今月号は冷泉家のひみつ。
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冷泉家には、国宝・重要文化財指定のものだけでも1000点以上の文書典籍があるという。
それらが、何故、今日、冷泉家に遺されているのか。分ったような気がする。
● 【家柄】
  藤原俊成、藤原定家の直継である。
● 【商売道具】
  歌人として最高の名誉である『勅撰集』の撰者になる為に文書典籍を収集することを各家と競った。
  (結果として子孫は撰者になれなかったが)
● 【ラッキー①】
  応仁の乱で多くの文書典籍が焼失したが冷泉家は難を免れた。
● 【賂(まいない)】
  堺へ追いやられた時期もあったが、文書典籍を巧みに贈り宮中復活を果たせた。
● 【他力本願】
  江戸初期、平安鎌倉の文書典籍を切り刻み茶掛に仕立てたり手鏡に貼ることが流行った。
  それを憂いた将軍、天皇により、冷泉家の蔵は勅封され当主でさえ約100年出入りを禁ぜられた。
● 【ラッキー②】
  明治維新後、殆んどの公家は東京に移住したが冷泉家は京都に残った。
  そのため、関東大震災を免れた。
● 【ラッキー③】
  京都にいたから東京大空襲に遭わなかった。

という様なことだった。なるほど合点。

俊成、定家はもとより冷泉家は歌道宗家であるが、十五代為村の時代には大名から町人まで全国に門人が3000名いたそうだ。通信教育の元祖かも知れない。さすれば、さしずめ芭蕉は俳句の出前教習だ。

水茎の跡を読み解く事も鑑賞も能わず、またしても裏話に興味が集中してしまった。マア、しょうがないか。





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by ikuohasegawa | 2009-10-28 05:07 | 読書 | Comments(0)

2-29) 誰もやらない装丁

過日申し込んでおいた講演会に参加。
県立図書館 文字・活字文化の日記念講演ー奇抜な素材の「美しい」本。講師は装丁家・大貫伸樹氏。
自費出版から市販本まで装丁にこだわって本を造り続けた斉藤昌三とその作品の紹介がテーマ。
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斉藤の装丁アイデア。
その材料は白樺・杉皮・竹皮・蛇・蓑虫・番傘・酒嚢・漆蒔絵・革・袈裟・蚊帳・種紙(蚕)・友禅型紙・古封筒・・・。それを実際に製本するのが中村重義。

1冊2冊なら試みた造本家はいるかもしれないが、300冊 1000冊の単位でそういう装丁の本を造ろうとする斉藤昌三は普通の出版人ではない。普通でないと言う事は異常である。

とにかく誰もやっていない材料での装丁に異常な情熱を注いだ。その情熱は評価すべきだろうがその斉藤昌三より、次々と難題を解決していった製本家中村重義をもっと評価すべきじゃないのかなー。

私では、これ以上説明のしようが無いので興味のある方は、講師・大貫伸樹氏のブログをどうぞ。
誰も思いつかない・誰もやっていないことに価値を求めるのは、結局、オリジナリティーの追求なのだろうけどアイディアだけなら私も。

日比野克彦の作品集を段ボールで装丁。
ホームレス中学生の様な写真ではなく日比野克彦風にアレンジした実ダンボール装。ウーン、これは当たり前すぎて面白くない。なんか二番煎じだな。
それでは
Amazonの本の表紙を あの『プチプチ』で装丁する。その心は、そのまま郵送できる。
笑点の大喜利になってしまった。
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素材だけなら、金網・網戸・真綿・畳表・ござ・フリース・辞書・・・・。
※辞書は関連する項目が出ているページを材料に使うのだから、出版冊数分の辞書がいるという壮大な装丁。どうだ。





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by ikuohasegawa | 2009-10-27 05:15 | 製本&修理:関連 | Comments(0)

2-28) 観 閲 官

26日の新聞(読売だけだが)を見ても観艦式は一行も報道されていない。どうしてだ?
自衛隊の最高指揮官である総理大臣が実地に艦船を視察する観艦式であるのに、観閲官はアジアにいた。

「もうアノ人と仲良くするより、近くの人たちと仲良くする」と言っていた鳩山さんは、これから仲良くすると言っていた人たちの集りで 「アノ人と仲良くするより、君たちが友人だ」 と言うかと思ったら 「アノ人との関係が基軸だ」と修正していた。
アノ人を袖にするためには『国を防衛する』という覚悟がいるのだ。(この件に関する政治的コメントは賛否を問わず受け付けません)

話を観艦式に戻す。観艦式には代理が出ていた。
やっと探した報道によると
「観艦式」に、総理の代理として菅副総理が出席し、自衛隊員に訓示しました。今年で26回目となる観艦式ですが、自民党以外の政権では94年に村山総理が出席して以来になります。
今回は鳩山総理が外遊中のため、臨時代理である菅副総理がヘリコプターから護衛艦「くらま」に乗り込みました。菅副総理は訓示で、自衛隊の海外派遣のうち鳩山政権が現状容認しているソマリア沖での海賊対処に限定して取り上げ、「内外から高い評価と感謝の言葉を頂いている」と述べて、高い評価を示しました。

結局、観艦式は代理出席のもと悪天候の中で実行された。都はるみの歌に込められた情感がよく分る。小雨の海上で唄っていただろうなー。

♪着てはもらえぬセーターを涙こらえて編んでます♪

ヤッパリ最高指揮官に着て?来て欲しいよなー。
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by ikuohasegawa | 2009-10-26 23:10 | 繰り言 (くりごと) | Comments(0)

2-27) 中三の夏

ゴルフ帰りの恒例で君津のJA直売店に寄った。この日の一番はイチジク。
この時期だから加工用。イチジク色の部分は少なく、ほとんどが黄緑色。
2~3kgは入っている袋詰めが500円。安いけどなー。

一旦はその前を通過したが、よその方が店内カゴに入れているのが目に入り 『ヤッパリ買おう。負けてはいられない!』
で、対抗上2袋購入。私の勝ち!

Chiと二人掛りで皮をむき、イチジクジャム完成。
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あの、黄緑色のイチジクが原料だとは思えないほど良い色に発色した。
レモンを絞りこむとパッと赤くなる。
まるで、好きな女子の名前を言われた中学生が頬を染める時のようだ。

中三の夏を思い出す。
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by ikuohasegawa | 2009-10-26 07:01 | 食べ物 | Comments(1)

2-26)  観艦式の二

本日25日、観艦式を観閲する鳩山総理はヘリコプターで護衛艦くらま へ直行。

23日、予行演習の見学者を乗せた護衛艦まきなみは横須賀港から相模湾に向った。3時間かけて現場水域に到着し観閲は20分。その後30分の訓練展示を見学した後、3時間かけて横須賀へ帰った。鳩山総理は勿論帰途もヘリコプター。

頂いたのはかなりプレミアムの付いたチケットなのだけど、往復6時間は長い。
帰途は格納庫で佐世保音楽隊の演奏も披露されたが、飛行甲板で日向ぼっこも出来ない小雨の今日は、見学者にとって大変な一日になっているだろうなー。なんせ甲板以外に居場所が少ないから。
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立ち入り許可区域は限られているから、艦内見学もすぐ終わる。
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天気がよければこんな写真も撮れますがねー。クリックで大きくなります
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More 元自衛官のMINIさんからのアドバイス
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by ikuohasegawa | 2009-10-25 09:09 | 散歩・お出かけ | Comments(2)

2-25) 観 艦 式 速 報

「明日23日の券だけど、ヒマのある人いる?」
製本のお仲間から観艦式(予行)の招待券を頂いた。このところ出ずっぱりで少々疲労蓄積気味ゆえ貴重な休養日でヒマと言う訳ではないが、それよりも貴重な『券』なので手を挙げた。

帰宅後、招待券をもらったので明日観艦式に出席すると申したところ 「何を着ていくの」と、Chiは礼服でも出しそうな雰囲気。25日の観艦式に出席する訳ではない。その予行見学会だから、おにぎりを持って寒くない服装で出かければ良い。
23日実施の予行演習とはいえ 横浜・横須賀・川崎・船越・木更津の各港から40艦艇。その他航空部隊空挺部隊も参加。私は横須賀から護衛艦まきなみに乗船。

こういう生写真を撮るチャンスはこの時以外は全く無い。勿論、大きくなります。
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腰の調子悪いので、速報にとどめる。
MINIさん良いでしょう。(食いつくかな)
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by ikuohasegawa | 2009-10-24 09:15 | 散歩・お出かけ | Comments(1)

2-24) Post麻生

横浜美術館の塾に通って、今まで全く縁の無かった美術評論とか解説に興味をいだいてしまった。
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19世紀フランスに台頭した印象派の画家といえばモネ、マネ、ルノアール、ピサロなどが有名どころである。
印象派というのは『一瞬の印象』が第一という主義からの命名だろうと思っていたが違っていた。

ものの本によると,従来の形式主義的絵画と比べれば印象重視であろうが、直接的な命名の由来はモネの1874年の作品の題名によるという。モネは、屋内のアトリエより風景や外光の下での人物を目に映るままの色彩で描いた。その作品の題名は 『印象ー日の出』、 この題名 『印象』が由来していたのだ。

その次には後期印象派と括られる画家達がいる。ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌなど。
美術解説書によると「印象派とは全く異なる世界をめざし、自己の内面世界を表出しようとした。そのため Post impressionism と名づけられた」とある。それなのに、そう記述している美術解説書自体が、Post impressionismを後期印象派と訳しているのが変だ。

Postは後期ではないだろう。
現にPost麻生は後期麻生とは訳さない。麻生以後。つまりPost麻生は鳩山である。
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鳩山さんも、後期麻生といわれれば「私は鳩山だ。全く政治がかわる」と言うだろう。最近の報道によると「全てやる」為に公約違反の赤字国債を増発する状況になってきている。オイ、オイ。

話をPostに戻す。
ゴッホだって印象派の後期といわれれば 「違うPostだ。Post impressionismだ!」と言うに違いない。

新明解は後期について『ある期間を幾つかに分けた、後(後半)の時期』と記している。
つまり、前期と後期は、同一のもので括られる連続性がある期間を、時期によって分けるのであって、全く異なるものではない。 やはり後期はPostでは無い。Post impressionismを後期印象派と訳すのは誤りである。そのままPost印象派と言うべきだだろう。

美術解説書を読んでも、本論よりこういうトピック的なことや枝葉末節なことに興味が向いてしまう性格のようで、本題は余り印象に残っていないのではないかと心配になる。
いまさらながら困ったものだ。
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by ikuohasegawa | 2009-10-23 19:37 | 繰り言 (くりごと) | Comments(1)