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3-442) 目打ちを垂直に打つジグ

 目打ちを打って穴をあける話になったとき、「目打ちを垂直に維持するのが難しい」という訴えが出た。
 ご本人は訴えておられたわけではないが、たまたま、私がジグを工夫するという話をしていた時なので、訴えられたように受け止めた。

 帰りの電車の中であれこれポンチ絵を描いて、帰宅後、試作品を作った。否、完成品だな。

 ①穴をあける位置に目打ちを当てる。
 ②切れ込みの奥(緑の線)に目打ちが当たるまでジグを移動()する。
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 ③目打ち(の位置)を親指で押さえると垂直を維持できる。 このとき、他の指はジグ奥(黄色の線)を掴むようにする。なお、本器は爪(親指)を伸ばしている方には対応しておりません。

 ④そのままツチで打つ。これを繰り返す。

 左側の板は目打ちを押える左手が乗るサイズにしてある。
 用紙に触れる面は押さえた跡が付かないように面取りしてある。
 
 当初、穴の位置を目視できる透明なプラスチック板を考えたが、加工が難しいことと新たに材料を入手せねばならぬので、手持ちの木材に落ち着いた。

 目打ち台にしているカタログ冊子は、ダイソーの店頭で無料配布しているのを頂いてきた。
活用させてて頂いております。
ニッセンさん有難う。
 天地と小口をテープで留めると良い台になるのよ。
by ikuohasegawa | 2014-02-28 05:10 | 製本&修理:ツール | Comments(4)

3-441) 並四小 本の修理・セロテープを剥がす

 
 修理に廻ってきた〝ハリーポッター・賢者の石〟
 症状は背割れ。但しそれを誰かが補修した後、とんでもないことになっているセロテープの除去。
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 「本が壊れてかわいそう。なおしてあげなくちゃ」ということなのだろうが、数年するとこの有様。
 
 製造元のニチバンも注意書きに記している様に、セロテープはあくまでも短期間用=仮接着用なのだ。
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 もっと正直に『経年劣化で変色し、貼ったものを汚します』とデメリットを記載すべきである。

 ここで出番は驚異の液体・ワンダリック
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 驚異の液体でも変色までは戻らないが、セロテープはキレイにはがせる。

 東急ハンズのリビング用品(清掃薬剤)売り場で求めている。
 アマゾンでも東急ハンズから買えます。
by ikuohasegawa | 2014-02-27 05:00 | 製本&修理:ツール | Comments(1)

3-440) 映画〝世界一美しい本〟

 スチール定規がダイソーに入荷しないと書いたら、『近所で5本入手した』とメールが来た。HN間さん有り難とう。活用させて頂きます。次回例会時にお支払いたします。
 つきましては、以後は資材調達活動は一旦休止してください。皆さん、また、ご協力をお願いいたします。

 さて、どなたかのブログで紹介されて、楽しみに待っていた映画〝世界一美しい本を作る男〟が、横浜で上映される。
 製本の会例会でも、図書館の修理でも話題になって盛り上がっている。


 

 予告編では〝本〟があまり出てこないけど、本編では〝世界一美しい本〟は映るのだろうか。

 〝男〟が主語で〝世界一美しい本を作る〟は形容詞だけど、〝世界一美しい本〟や、その製作過程を見たいなー。

 シアターは 横浜J&B。

 期間は3月1日~3月14日なのだけど、上映時間は注意が必要。
 
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by ikuohasegawa | 2014-02-26 05:29 | 製本&修理:関連 | Comments(2)

3-439) 二月の鰻は長者町の 野毛 江戸っ子

 創業40余年の野毛から長者町に移転した『野毛・江戸っ子』。
 大通りから一本内へ入った通りのマンションの一階。
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 野毛時代は飲食と販売の2店舗展開だったが、移転してテイクアウトの窓を設けた店舗になっている。

 「お寒かったでしょう」と愛想よく向かえられ、鰻重の特松と肝焼きを注文。
 先客の男女カップルが焼酎のボトルで水割りをガンガン。飲み過ぎた日の話で盛り上がっているのを横目で見て、燗酒を、という気が失せた。

 私等は持参の文庫本を読みつつ、静かに焼き上がりを待って肝焼きを食す。
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 遅れて鰻重、二千八百円也。入店から40分。

 無駄な焦げ目が無い。
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 期待が高まる。美しい焼き上がりだ。

 と、思ったけれど、ウゥーン、タレが甘い。そんなことより焼きが甘い

 熱々ではない。タレにつけてからの、ひと焼きが感じられない。香ばしくないのだ。〝無駄な焦げ目が無い〟のではなくて、タレにつけてから焼いていないぞ、これは。 蒲焼きならぬ鰻の蒲蒸しだ。

 普通は白焼きしてから蒸して、タレにつけ再び焼く。そのとき香ばしさが生まれるのだが、技量がないと焼け焦げる。
 武士の情けで店名は記さぬが、こうななってしまう。
 
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 ところが、江戸っ子の蒲焼は肝心な最後の焼きをしていない。
 思うに、ここまでで止めておき注文時に仕上げで焼く、というのはテイクアウト用のテクニックだろう。私はイートイン。店内の客だぜ。最後の焼きは温めると共に香ばしさを出す為の焼きなのだ。

 さらに、蒸しあげてタレにつけるだけなら熱々でなくなるのは当然。加えてご飯もぬるい。
 焼きを省いているのだから、美しい焼き上がりだと書いたのを取り消す。
 
 手持ちの写真と比べれば一目瞭然。
 これまでに食した蒲焼で最も美しい焼き上がりは、横浜 野田岩。
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 無駄な焦げ目がなく、均等に焼き目が付いている。写真を見ているだけでも香ばしい。

 江戸っ子!
 焦げてもよいから焼きなさい。焦げているのは普通だからね。
 それから〝熱いご飯〟というのは技量や修行や年季と関係なく、その気があればできることだ。
 
 また行くと、指導をしてしまいそうなので、もう・・・・。
by ikuohasegawa | 2014-02-25 06:21 | 今月のうなぎ | Comments(4)

3-438) 軽井沢大雪異聞

 中部電力からお知らせが届いた。
 要約すると
 【大雪のため検針できないから電気料金は先月と同額を引き落とし、来月精算する】
 ということ。
 
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 中部電力のお世話になって10年たつけれど、こんなことは初めてである。

 10年くらいで 「初めてである」 なんて言っていられない。
 なにせ軽井沢測候所開設以来約100年間で初めての大雪なのだそうだから。

 幹線道路は除雪が進んでいるが、農道や私有地はまだまだ先になるだろう。
 
 管理会社のHPによると、分譲地内も主要道路は除雪が出来ている。(22日入口付近)
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 しかし、個人宅へのアプローチは手つかず。
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 我家も、こんな雪に埋もれていることだろうが、これでは電気の検針もできない。
 日陰の雪は、きっとゴールデンウイークまで残るだろう。

 街中もまだ雪がいっぱい。軽井沢町ライブカメラ 






 
by ikuohasegawa | 2014-02-24 04:54 | Comments(1)

3-437) 並四小 体育館横の梅が良いあんばい

 「月日の巡るのは早いものではございませんか。
 ついこの間、マッカーサーが来たかと思ったら・・・・・ 」
 というのは、柳家権太楼師匠のマクラ。
 
 昨22日、並木第四小地域防災拠点運営委員会。
 決算報告やら次期役員の話が出ている。 もう一年が経とうとしているのだ。

 ほとんどの委員は各自治会役員なので、自治会役員の任期終了で交代していく。だから毎年、委員の多くが新人ということになる。自治会役員の役割として運営委員を務めているだけだから已むを得ない。自治会役員もボランティアなのだけど、私を含めて数名のボランティアが運営委員を継続している。
 だって、新人ばかりでは運営できないだろう。

 思えば60歳で自治会役員を務めたときからだから、もう6年ということになる。

 「月日の巡るのは早いものではございませんか。
 ついこの間、自治会役員かと思ったら・・・・・ 」

 そんなことより、体育館横の梅が、良いあんばいになってきた。
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 あんばいは塩梅・按排・按配・案配といろいろ書くが、ここは話が梅だけに字面を揃えて〝塩梅〟だな。
by ikuohasegawa | 2014-02-23 05:00 | 地域・団地 | Comments(0)

3-436) ダイソーの発注システムには問題がある

 予定どおりなら昨21日はゴルフコンペだった。
 ゴルフ場の除雪が進まずクローズということで中止になって何となく、ほっとした。

 さて、好評頒布中の厚紙カット定規は現在、製造を中止している。材料の調達ができないのだ。雪のためではない。100円ショップの発注納品システムの不備のせいだ。

 作製開始したときに受注を目算して、店頭に出ていた20本を全量購入したスチール定規。その後、予想を上回るオーダーをもらい追加作製したいのだがいつ行っても無い。
 3度見に行ったが空振り。しかし店員に訊ねはしない。
 いつものように「ここに出ているだけです。入荷の予定は解りません」と答えるに決まっているから。

 それ以外の材料は調っている。
 板は購入したものの他に、協賛された木箱を分解して確保したものもある。
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 うらかすみの大吟醸にエノテカのワイン。

 木箱に入っていたということは、中身はかなりのはずだ。
 うらかすみの大吟醸はさぞかし・・・。
 エノテカワインのギフトボックスの木箱は1,200円。
 箱入り娘というくらいだから、それに相応する〝ワインだった〟に違いない。

 他人の飲んだ中味を詮索してもしょうがない。話を箱に戻す。
 材料の提供を受けたのに、製品ができあがらないのでは不信を招く。過日の修理の折、現物を持参して頓挫している経緯を報告しておいた。

 「提供して頂いた材は間違いなく活用いたします」
 「ダイソーの発注システムに問題があるのです」






 
by ikuohasegawa | 2014-02-22 05:14 | 重箱の隅をつつく | Comments(1)

3-435)並四小・本の修理 表紙の角

 西洋の伝統工芸的製本には、背を中心とした部分とコーナー(角)に革を使う製本方法が有る。それを『半革角革装』というそうだ。
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 全革装ではなく〝半革〟と〝角革〟

 これは見方を変えると、全革装は高価なので廉価版として、書架に並べた時に目にはいる背を中心に、特に痛みやすい部分のみに革を使った製本ということになる。なにせ本の傷みはノドと表紙の角、背の天地に集中しているのだから。

 表紙の角をテープで補修するとき、そのまま折り込むと見返し用紙の上に無粋なテープがでる。それを避けるために出来る限り見返し用紙の角を一旦はがして、見返し用紙の下に補修テープを貼りこむべきである。 

 19日の並四小の修理。
 厳正に補修した。
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 小学校の数多い補修の際は悩むところだが、可能な限りこうした補修をしたいものである。






 
by ikuohasegawa | 2014-02-21 05:50 | 製本&修理:スキル | Comments(1)

3-434) 今日は虫が良いところに収まって居るようだ。

 日常会話の夫のコツは、一旦、妻の発言を繰り返すことだそうだ。
 そうすると妻は『同意』『受入』と認識する。
 夫はコミュニケーションのボールを受け、投げ返したことになる。

 「買物の途中で隣の・・・・・・・・・・って言っていたわよ」
 「ほう、そう言っていたか」

 「今日の天気予報は・・・・・・・・明日は雨みたいよ」
 「そうか、あしたは雨か」

『オウム返し話法』というそうな。
 
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 「オウム返し?  オウムって意味もわからず言ってるだけじゃないの」
 「そう、言ってるだけ」
 
 とりあえず、コミュニケーションの第一歩を踏み出せるわけだ。

 夫婦二人暮らしだが時に意見が異なることがある。多数決をしようにも1対1だから議を決するには全員一致しかない。
 また、私がへそを曲げると家庭内の半数がへそを曲げていることになるので影響は大きい。こういうときは過半数に達しなくても不機嫌は家庭内に充満するものだ。

 私の機嫌が良いときは、女房相手に『ウケよう』とする。それは良い効果を上げていると思う。幾つかに一つはChiに笑みをもたらしている。余りのくだらなさにひきつっている訳ではない。と思う。

 私の虫の居所が悪いときには、Chiが話終わると「それで?」とか「だから?」と、口にしてしまうことがある。「それは違う」と否定することもある。筋を通そうとしてしまう。
 そんな時は元々こっちの虫の居所が悪いのだから、Chiは黙ってしまう。Chiには端から議論をしようという気は無いのだから。

 冷静に考えれば、家庭は〝結論や真実を追究しない会話〟が殆んどである。
 こう考えると、家庭の雰囲気はこの私が左右していることになり、責任重大である。

 今日は、虫が良いところに収まって居るようだ。
by ikuohasegawa | 2014-02-20 04:37 | 繰り言 (くりごと) | Comments(4)

3-433) てやんでぃ、こちとら完全養殖鰻でぃ

 知人から情報をもらった。
 「<ウナギ>大量生産の夢近づく…大型水槽で稚魚に成長」とヤフーニュースにアップされていました。実用化が楽しみです。と。

 私も楽しみだが、鰻には毎月世話になっている身である故、ニュースだけでなくネタ元にあたる必要がある。  
 で、農水省HP   


 HPでは世界初 「ウナギの完全養殖」に成功と報告している。

 〝完全養殖〟というのは、
「実験室で生まれ成長したウナギのオスとメスから精子と卵を採取し、人工授精を行った受精卵から、2世代目となる仔魚(しぎょ)をふ化させること」 
 
 
 シラスを捕獲して鰻に育てるのは養殖で、それだったら浜松でも鹿児島でもやっている。

 江戸っ子は三代続いて初めて江戸っ子といえるらしいが、鰻は二代続いて養殖でないと、
 「てやんでぃ、こちとら完全養殖うなぎでぃ」
 とは言えないようだ。
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 〝江戸っ子う さ ぎ〟惜しい一字違う。惜しい。
 まてよ、たとえ〝江戸っ子う な ぎ〟でも、話の流れとは関係ないや。
 
 うなぎ屋の江戸っ子は野毛から長者町に引っ越したけど、店名は〝野毛 江戸っ子〟だそうだ。
 
 ということで、大型水槽で完全養殖ができたのだから、実用化に一歩近づいたと言える。天然シラスに左右されることのない商業養殖に向けて、更なる成果を挙げることを希望します。

 と、稿を用意していたら同君から続報入電。
 うなぎシラス一転豊漁! 
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 ほら、天然シラスに左右されている。
 廃業した鰻屋は早まったということになるのか。 

 普通の漁業は資源保護のため育てた稚魚を放流したり、サイズを決めて幼稚魚は放している。それなのにうなぎは誰も保護などしていない。獲る一方。
 狙うのは稚魚(シラス)。『それを養殖して親になる前に喰う』ばかリ。世界中で親にしないのだから絶滅に向うのは当然である。

 やはり 独立法人水産総合研究センター( http://:fra.affrc.go.jp/ )には、もうひと頑張りしてもらわなくてはならない。
 
by ikuohasegawa | 2014-02-19 05:08 | 繰り言 (くりごと) | Comments(2)