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3-704) 本いっぱいのCM 二題

湾曲した階段状の書架を背景にサンテ目薬のCM。
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※写真はYouTube ですが動画ではありません

主演の阿川佐和子が「字が細かくて本を読むのが苦手」
1953年生まれのあなたは目薬より老眼鏡だと思う。でも、その前にサンテドウ。
ということにして、どこの図書館だろう。

初代学長中嶋嶺雄氏の名を冠した、国際教養大学の中嶋記念図書館でした。
同大は学生総数1000名弱で、32カ国・地域から184人の留学生を受け入れ、専任教員の約55%が外国籍。卒業要件には最低1年間の海外留学。など注目を集めている公立大学。

図書館は2014年グッドデザイン賞受賞。確かに行きたくなる図書館だ。
おまけに学生は24時間365日利用可。
年中無休で学ぶが宜しかろう。


本がらみCMつながりの次の話題。
渡辺直美主演の dマガジン。
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※写真はYouTube ですが動きません

dマガジン は、ドコモが運営するサービス。
月額400円(税別)で毎月160誌が読み放題、バックナンバーも含め1000冊読めるという。
スマートフォン・タブレット・PCで利用可能。会員は200万人突破。

200万人突破と言われても、160誌と言われても、バックナンバーも含め1000冊と言われてもなあ、女性セブン・ひよこクラブ・パチスロ必勝本・CanCan・・・・絶対に読まない雑誌がほとんど。
読みそうな雑誌は数冊。その中でも食指が動く記事は幾つかしかない。

400円だから一誌読めば元は取れることになるが・・・最近の本屋は椅子を配置しているところもあるくらいで、昔のようにハタキパタパタは皆無だから立ち読みOK。
読みたい記事は店頭の実物で検索し、その場で立ち読みというアナログ対応が便利だ。


24時間365日利用可の図書館も、160誌が月額400円も、本屋の椅子も、サービス過剰という気がする。








by ikuohasegawa | 2016-03-31 04:46 | 繰り言 (くりごと) | Comments(4)

3-703)三月の鰻は大森今丁

この日は、大森下車で大森野田岩を目指した。

JR大森駅から歩いていく途中に、味のとんかつ丸一があって早くも列ができていた。
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あの関内・丸和が修行をした親方の店だ。


ここ大森野田岩も、七十数年前に麻布野田岩から暖簾分けされた鰻屋だ。
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11時半の開店を待って店に入ったが予約でいっぱい。「今日は二階も三階も満席なのですよ」
じゃあ、開店しなければよいのに。
仲居さん相手にぐちゃぐちゃ言ってもしょうがないから言わなかったが、言いたいことはある。

準備中の木札が営業中に替って「満席でございます」は無いだろう。
11時30分まで「準備中」では待っちゃうでしょう。せめて「予約で満席」の看板くらい出しておいてほしい。仲居さんも一々説明しなくて済むのにね。
親しければ改善提案するところだが教えてあげない。

戻って丸一でとんかつをと思わなくもなかったが、この界隈のうなぎ屋は他に、梅むら、はせ川、今丁と三店ある。
別口を当たることにして京急線方面へ移動。

うろ覚えの地図を思い出しながら結構歩いて、のぼり旗発見。
店構えは今一だが、店名は今丁。今一でなければよい。
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私はうな丼のダブル2850円。安い、ははーん。
中入れなどということはせず、どーんと二枚。
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うな丼(1550円)はこれが一串。

Chiはうな玉丼にしたいという。はいどうぞ。
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うな玉丼(1350円)だからやむを得ぬのだが、二人のかば焼きは余りに差があるので格差是正。半串(一串ではない)をまわしお返しをもらった。チョッとだったが玉子焼きはおいしかった。

肝焼きは一本ずついただきました。
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カウンター越しに蒸しているのは見えたけれど、個人的にはもう少し蒸して脂を落とし、ふんわりさせて欲しい。熱いうちはよいが、少し冷めてくると気になる。

価格的に間違いなく某国産だと思うが、決して不味くは無かった。

総じて言えるのは庶民的な、サラリーマンのランチにも対応するうなぎ屋だ。
一ヶ月間ためての月一うなぎ。という店ではない。

ちなみにランチうな丼は1150円。多分、うな玉丼の玉抜きだと思う。

あとから来た四人組のサラリーマンは、うな丼のダブルを頼んでいた。
傲慢議員の大西だと「サラリーマンのくせに」と言うところだが、給料日直後なのだ。

私も「年金生活者のくせに」と言われそう。
年金で毎月、鰻重 食ってるが文句あるか。大西。










by ikuohasegawa | 2016-03-30 04:53 | 今月のうなぎ | Comments(8)

3-702)製本修理ボンドB-1のPH

50年以上収蔵された図書が激しく劣化し、1990年代にいわゆる酸性紙が問題化した。

そもそも紙が酸性になるのは硫酸なんとかを紙面に塗布したから。今は他の物質に代えて中性紙に仕上げているそうだが、目的はインクのにじみ防止である。

我が国の和紙は酸性紙ではないから何百年もつ。といっても、先見性の故ではない。
身も蓋もない言い方になるが単に文字のにじみを防止しなかったからだ。墨、筆の書のにじみやかすれは美の要素だもの。

国立国会図書館の調査によると、現在、民間出版物のうち図書の中性紙使用率は80%前後というから、低価格の雑誌週刊誌以外は中性紙と思ってよい。コピー用紙でもほとんどが中性紙のようだ。

本の修理専用材もほとんどが「中性」。
ほとんど、というのは商品に表示していないので確認できていないから。

「補修クリアテープ」の糊は、PH値約7.0 (中性)と確認できた。
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フィルムルックス社HPより


一方、ボンドのPHは気にしたことがなかったので、この際検索。
コニシHPによると、B1ボンドは PH 4.5~7.0 (弱酸性~中性)
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本の修理ボランティア現場でよく見る木工ボンドには、PHが記載されれていない。
主要顧客の木工関係者がPH値を問題にすることはないのだろう。

用途に木・布・紙と記したチューブ容器入りには、PH 3.0~5.0 (酸性~弱酸性)と記載がある。
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木工ボンドよりB1ボンドの方が中性(PH7)に近いということだ。

とはいうものの、我らの携わるのは一般閲覧用図書の修理なので、100年耐える必要性は全くない。それに、貴重保存資料の修復をする方はボンドは使うはずがない。よって、ボンド類に関してはさほど中性にこだわる必要はないと思うが、いかがなものか。
もともと、B1ボンドを使い始めたのは、PHではなく乾燥後の柔軟性。


ついでの報告。
セロハンテープが黄変劣化するのは、テープがセロハン(セルロース)という植物系、さらに糊がゴム系だから劣化が早い。
3Mのスコッチはテープも糊もアクリル系という差があった。

また、両面テープの糊もアクリル系糊なのでゴム系糊より劣化が遅いことも解った。
製本や修理に両面テープを使う利便性を説く人もあるが、先頭に立って使う気にはなれない。

ついでの報告-2。
乾くと色が消えるスティック糊。
スティック糊の青色が消えるのは原料にリトマス試験紙に使われるペーハー指示薬が配合されているから。リトマス試験紙は酸性のものに触れると赤、アルカリ性のものに触れると青になる。
アルカリ性に仕上げた糊(青く発色)を塗ると空気中の二酸化炭素と中和され無色になる。








by ikuohasegawa | 2016-03-29 05:08 | 製本&修理:マテリアル | Comments(4)

3-701)団地駐車場の抽選会

団地駐車場の抽選会。

公平に割り当てるための手順として、まず3月初旬に申し込みをする。
申し込み順に区画選択順を決める抽選をする。
後刻、その抽選結果順に区画を選択する。ということになる。

昨27日9時より区画選択順を決める抽選。私の区画選択の順番は、「日頃の行いが・・・」と言われそうな227番。
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総戸数405戸・駐車区画総数333。しかし、近年、車保有者が減少しているので全ての車両の駐車は可能である。とはいうものの、住戸から近く条件の良い区画を確保したいという希望は抱く。

しかし227番では希望は叶わなかった。

得た区画は比較的近いがアメリカフーの木の下で、樹液が垂れ枯葉が降る不人気区画。
救いは10月には植栽見直しがあり、樹種変更が決まっていること。
それまでは辛抱しなくてはならない。







by ikuohasegawa | 2016-03-28 04:50 | 地域・団地 | Comments(6)

3-700) シオリひも収納ボックス完成

以前の稿で記したように、数色あるシオリひもの管理が難しい。
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シオリひも収納ボックスの必要性を感じて作ることにした。
あれこれ考えて次の方式に行き着いた。
「板に巻き芯を縦に固定。それをボックスにセットしてふたの孔から引き出すようにする。これだと工作は簡単だ」

試作したら無理やり引き出すような具合で、シオリひもがスムーズに出てこない。残念。
巻き芯を固定することに無理がある。
再度検討の末、変更した。

「巻き芯は回転させる、しかしカラカラまわる軸受け構造はとらない。工作が大変だからね」
どうしても「簡単工作」というポイントは外せない。

丸棒の巻き芯にシオリひもを巻き収納する。
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軸受け構造ではないが巻き芯はゴロゴロ回転するし、ボックスのサイズに合わせてカットしてあるので、ほぼ定位置を保つことができる。

シオリひもはフタの穴から引き出し、硬質スポンジの切れ目に挟んで、糸口を確保する。(硬質スポンジ5個は未装着)


巻き芯はガーデニング用の焼杉丸棒(Ø30㎜800㎜)。
ボックスは電子レンジ可のキッチンパック。どちらも100円ショップで購入。
注:「電子レンジ可のパック」というのは軟質ポリプロピレン材だから。硬質ポリプロピレン材だと穴をあけるとき、割れたりヒビが入る。
by ikuohasegawa | 2016-03-27 05:01 | 製本&修理:ツール | Comments(2)

3-699)思いもかけない春の出来事

思いもかけないことが続く。

まず、思いもかけないパンク。
側面パンクのため修理不能につき買い替えとなる。1本だけ新品になるが他の3本の摩耗は車検不適格級。バランスが悪すぎるというので4本交換。思いもかけない8万円の出費。

新品のタイヤで3年目の車検に出す。税その他諸費用を含めて17万円。これは予定通りなのだが・・・。


次いで、思いもかけないTVの故障。
電源がONにならない。大冊の取扱説明書を確認するも不明なのでサービスセンターにTEL。
電源ランプ(待機中の赤)の点滅の具合で大よその状況が解るとのことで、我がTVは二拍子点滅しているから電源部品のどれかが故障と判明。
修理代は出張費込みで約2万円の予告。出費が多いなあ。これを機にTVは見ない。
という訳にはいかない。

翌々日、サービスマンが来て裏ブタを外したので見に寄る。

大きいのは画面だけ。電子部品は思いもかけないシンプルさ。基板二枚だけ。
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外した電源基板をテスターで計測した後、基盤ごと交換。

「極めて稀な故障ケースなので、料金はサービスとさせていただきます。部品を持ち帰って研究材料にします」
そうかそうか。研究してちょうだい。 
思いもかけない無料。
こういう思いもかけないなら、またあっても良い。

そうそう、修理講座同級生との思いもかけない再会もあった。










by ikuohasegawa | 2016-03-26 04:54 | 繰り言 (くりごと) | Comments(6)

3-698)手作り製本の会 豆本完成

手作り製本の会 例会。
真冬に戻ったかのような寒い日になったので参加者は少ないと思ったが、豈図らんや。ほぼフルメンバー出席。

完成豆本の披露。
勢ぞろいすると壮観。
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皆さんに喜んでいただき材料調達者 冥利に尽きる。

次の課題は、和綴じの徒然草。上、中、下の三巻仕立。
できれば帙(ちつ)もしくは函(はこ)入りとする。
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※帙:京都和とじ館HPより


午後は磯子図書館 本の修理。

緑図書館の職員さんと修理ボランティアさん二名の来訪あり。
修理方法と修理道具の確認が目的だったが、いくつかはお役に立てと思う。

修理ボランティアの男性は2014年の『図書修理サミット』(各区の市立図書館で活動している修理ボランティアの情報交換会)で交流した同年輩の方。

女性の方は 2008年の修理講座の同窓生だったとのこと。私が修理と関わるきっかけの講座だ。
思い出しながらお話ししたが、帰宅後、 当時のページ を開いて確認すると記述していた。
・・・まずは隣の席のお若い女性と自己紹介。幼児のお集まり会の絵本を修理したい長津田の若いお母さんだった。いい感じ。それに磯子の人。それから東京・駒込から来た方。
いい感じって書いてますなあ。
長津田・緑図書館。この方だ。
まさか、2008年からのお知り合いだったとは。








by ikuohasegawa | 2016-03-25 05:00 | 製本&修理:関連 | Comments(6)

3-697) 並木第四小学校の花

並木第四小学校の花。

班ごとに管理していたフラワーポットも満開。
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植込みのスノウフレーク(鈴蘭水仙)も咲きそろった。
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この日は本の修理に出向いたが、年度末(25日終了式)ということで活動中止。
花を写して帰宅。












by ikuohasegawa | 2016-03-24 04:55 | 繰り言 (くりごと) | Comments(9)

3-696) 開花&拡散

東京の桜の開花が宣言された。横浜は今日(23日)あたり。
わが団地は2日前に開花宣言しております。私が。
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モクレンも咲いている。
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コブシも開花。
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花をついばむ姿は、さしずめ「花より団子」蜜の甘さを求めてだろうか。
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目線を下げれば一面の雪柳。
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見えはしないけれど杉花粉も
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※YAHoo天気予報より

予報を見ていると、春だ春だと喜んでは申し訳ない。

それに今週末には寒くなると言っています。お気をつけください。






by ikuohasegawa | 2016-03-23 04:50 | 地域・団地 | Comments(7)

3-695)シオリひも交換ツールの自作

「シオリひも」を理由に修理に回ってくる本は殆ど無い。
それでも、修理済の本を確認するとシオリひもが切れていることがある。
ともに、他の重症な修理箇所に目がいって「シオリひも」を見落としてしまう。
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しかし、図書館の本のシオリひもは消耗品なのだ。
本のシオリひもは、途中で切れたり消耗して対角の地の角を通過できなくなると役目を果たせない。

シオリひもは本文の背に花布(ハナキレ)で貼りこまれている。花布を部分的に剥がさないと古いシオリひもを取り除くことができない。そのため本文の背と花布の間に目打を刺してこじるという、かなり強引な作業をしている。

S口氏が口にした「マイナスドライバーで 」をヒントに工作をした。

マイナスドライバーより少し薄めの刃先がよさそうだ。
彫刻刀は切れすぎて本文の背を傷つける。

思いついたのが100円ショップのスパチュラ。これだ。

先端を研ぎもう少し薄くする。切れてはいけないが鋭さは必要。
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鋭くはなってきたが金属部分が長く、ヘナヘナして力を入れにくい。
しかし金属をカットすることは難しいので、元の柄を外し板二枚を貼って整形、新たな柄にした。
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これを本文の背と花布の間に刺しこんで花布を浮かす。
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開けた隙間にシオリひもをつける。

使い勝手は良い。
まてよ、例によって思い込みが激しい製作者=私 の弁だから実用に足るかどうかは分からない。

今思うと、彫刻刀の刃を潰すという手もある。









by ikuohasegawa | 2016-03-22 04:45 | 製本&修理:ツール | Comments(8)