<   2016年 07月 ( 31 )   > この月の画像一覧

3-826) ベターッと開脚する本

私は開脚に90%くらい自信を持っている。
他人が開脚自慢しようものなら対抗心がムラムラ。

信州の蔦屋書店で
どんなに体がかたい人でも
ベターッできるようになる すごい方法
を目にしたときも対抗心がムラっと湧いた。
d0092767_18221769.jpg
開脚には自信を持っているから必要の無い本なのに、敵?を知る必要があるので手に取った。

開くと感じが違う。違う、脚ではなくて本。

カバーを掛けた並製本のはずなのに本の開きがよい。オー、全面開脚だ。糸綴じ本だ。

11ページには編集者の弁。
「 開く」をとことん意識した製本・・・とある。
d0092767_18032563.jpg
親しみが湧いてきた。こうなると敵ではない。同士?だ。
開脚90%の自信+製本とくれば同志である。

よし、と声に出して購入。

じっくり観察。

カバーを外すと背表紙がなく、折山と綴じ糸がむき出しになっている。
ほほー、これは林望先生が謹訳源氏物語に採用した製本だ。
先生いわく
本書は「コデックス装」という新しい造本法を採用しました。背表紙のある通常の製本形態とことなり、どのページもきれいに開いて読みやすく、平安朝から中世にかけて日本の貴族の写本に用いられた「綴葉装」という古式床しい装訂法を彷彿とさせる糸綴じの製本です。

開脚開始。
d0092767_18042220.jpg
こどんどん開くと、100%開脚。
d0092767_18040486.jpg
面白い、開いたねえ。面白い。

編集者のドヤ顔が浮かんでくる。顔は知らないけれど。
こういうセンスは好きだ。
と、ともに「負けた」感がする。これも対抗心だろうな。


この本自体は全面開脚したが、私の開脚90%を100%にできるか。








More同士と同志
[PR]
by ikuohasegawa | 2016-07-31 04:15 | 製本&修理:スキル | Comments(6)

3-825) 七月の鰻は軽井沢長倉の なが蔵。

今年の土用の丑の日は本日30日。
我が家はこの日を避け28日に七月の鰻を済ませた。

「なが蔵」の前の道路は何度か通ったことがあるが普通の一軒家という外観からパスしていた。
d0092767_05215697.jpg
しかし今年の土用の丑の日は7月30日。混む前に七月の鰻を達成せねばならぬという切羽詰まった状況での「なが蔵」選択。

回り込んで駐車し正面を見るとしっかりした店の構え。
d0092767_05221395.jpg
店内は黒を基調にした和モダンの感じの良い設え。

トップメニューは備長炭炭火焼き大井川産共水活鰻の鰻重・松5600円、竹・4600円、梅3450円。
初利用の店なので慎重を期し注文は梅。

他のメニューは夜向きの価格帯が多い。
昼用と言えるのは鰻丼(半身)2000円、ロースカツ定食2000円、厚切り鮭の塩焼き定食1500円、鯖味噌煮定食1500円のみ。余計なお世話だけど。

こんなことを考えながら文庫本を読むこと30分。
梅が来ました。
d0092767_17442320.jpg
小振りだがブランドものの共水鰻の梅だからやむを得ない。
もう少し蒸したフワフワの熱々を好むが、これはこれで美味い。共水鰻の素材の良さだろう。

本山葵が添えてあった。
山葵で白焼きを食べたたことはあるが蒲焼きでは初めて。山椒とは異なる辛味と刺激が良い。

なんとか混雑を避けて七月の鰻は達成。


More勘繰り
[PR]
by ikuohasegawa | 2016-07-30 04:15 | 今月のうなぎ | Comments(10)

3-824) やっと梅雨があけました

昨日28日、梅雨明け。
昨年より18日遅いという。

宣言と同日のうちに、日中は24度まで気温上昇。

お待たせいたしました。
膨らんでいた蕾が一挙に開花。
d0092767_15131053.jpg
林の中のオオウバユリもこんな感じになってきた。
d0092767_16502780.jpg
こちらは目論見どおりの展開である。

ヤマユリはハガキサイズのプリントが欲しいそうです。絵はがきに使うようです。









[PR]
by ikuohasegawa | 2016-07-29 04:15 | 繰り言 (くりごと) | Comments(4)

3-823) 問題な日本語の「な」

都の防災対策を報じたリポーターの「車一台が通るのがやっとな広さです」が引っかかる。
「やっとな」の「な」を気にしているものだから、とと姉ちゃんの花山編集長が言った「我々は無名な出版社だ」の「無名」まで引っかかる。

共に「の」ではないかと思った訳よ。
「車一台が通るのがやっとの広さです」
「我々は無名の出版社だ」と 。

明鏡国語辞典を開いて驚いた。見開き二頁のほとんどが「な」 なのだ。
左頁は、まるまる「な」のコラム。
d0092767_08295989.jpg
【「な」「の」の基本的違い】
【「な」「の」の使い分け】
【 変な「な」の付け方】
【 後ろに来る語と「な」と「の」の関係】

嬉しくなった。明鏡国語辞典も「な」を気にしている。
気になるよねえ。

ざっと熟読?して、私が到達した該当箇所は右頁の下段の12。
d0092767_08301301.jpg
12 名詞や副詞の後に使われるもの。「・・・の」や「・・・である」を用いるところを「・・・な」で言うもの。本来は使われなかったものが徐々に増えている。

ここだ

「やっとな」は副詞「やっと」+「な」だから本来は使われなかったもの。
だから違和感を覚えたのだ。

「無名な出版社」が該当するのはコラムの次の部分。

▼「正式の会員/ 正式な会員」 ように「の」「な」のどちらも付く。
これが該当する。
「無名の出版社」「無名な出版社」どっちもあるのだ。

「・・・な」という使い方に関しては 、こんな例文を載せている。
△問題な日本語 / ○問題の日本語
「問題な」の評価はあくまでも△ 。○ではない。

明鏡国語辞典の立場は「本来の規範的な用法ではない。しかし、誤りではない」
なんだか渋々という感じだ。

言葉は誤用定着も含め変化するものだから、規範的な用法でないからと言って×にはできない。


やっと思いでまとめました
これも△だな。






[PR]
by ikuohasegawa | 2016-07-28 04:14 | 言葉 | Comments(8)

3-822) 青唐辛子とバジルのペースト

神奈川県で事件が起きた。
あまりに凄惨過ぎて語る言葉がない。ただただ御冥福をお祈りするばかりです。

滅入っております。



不謹慎ですが準備稿を更新いたします。

涼しくない・・・といっても暑い訳ではない。うすら寒い日が続いている。それでも群生から離れたところの山百合が咲き始めた。
d0092767_09475004.jpg
群生場所の百合の蕾は白くふくらんできているが、咲くのは少し先のことになる。


さて、JA直売店で青唐辛子1袋(100g)100円とバジル1袋(50g)100円を買った。
これでペーストを作る。

まず青唐辛子をみじん切りする。
d0092767_05175417.jpg
材料の写真を撮り忘れ慌てて写す。

写真の青唐辛子は分量オーバー分。バジルはピザ用に取り置いていたもの。
使い捨てポリ手袋は必須アイテム。
青唐辛子のみじん切りはむせる。バジルは香り爽やか。

オリーブオイル、塩と共にミキサーにかける。
d0092767_05180409.jpg
ぺースト状になったら
d0092767_05181680.jpg
瓶に移してオリーブオイルを注ぎペーストの表面が空気に触れないようにする。
d0092767_05182662.jpg
教科書( 魔法のびん詰め・こでらみや著 ) によると、パスタソースのほか焼いた魚肉のソース薬味に
「青唐辛子のキリッとした辛みと爽やかなバジルの香りの相性は抜群で、夏にぴったりのおいしいペースト」の完成。


薬味関連のついでの報告ですが、
最近、初めて買った「桃屋のきざみしょうが」を高評価しております。
d0092767_06100395.png
実売り300円くらい。

桃屋は美味しいとChiも申しております。


More桃屋 きざみしょうが
[PR]
by ikuohasegawa | 2016-07-27 04:15 | 食べ物 | Comments(7)

3-821) 軽井沢 追分宿浅間神社大祭

7月24日は追分浅間神社の大祭だった。
馬子唄道中がある。

22日の並四小「学校に泊まろう」をパスしているので?子供神輿を見に行くことにした。

最寄りの信濃追分駅に駐車して15分歩き追分宿へ到着。
案の定駐車場は満車で列。ほらね。

神社境内には演芸舞台、バザー出店 、屋台店の他に骨董市も同時開催で大にぎわい。
d0092767_08262669.jpg
骨董市なんて聞こえの良い言い方をしているけれど、道具屋市だね。
火炎太鼓級の訳のわからぬ品揃えが面白い。
d0092767_16455604.jpg
今思うとあれは不用品市だなあ。

Chiはここならではの馬子唄団子を求む。
d0092767_15003702.jpg
子供神輿のパレード開始。
低学年は一回目に終えていて、今回は高学年。
d0092767_15004982.jpg
男神輿と女神輿の二基。
d0092767_15001837.jpg
ワン公もベビーカーに乗って
d0092767_15000056.jpg
・・・駕籠で見物。殿様だね。

馬子唄道中は午後スタートなのに、扮装したらじっとしていられない。気持ちはわかる。
d0092767_15010164.jpg
帰りは信濃追分駅まで160円の町内循環バスを利用。
少し遠回りをして15分で無人の信濃追分駅へ。
d0092767_08081605.jpg
ホームを通って跨線橋を渡り反対側の駐車場へ行く 。
d0092767_08080594.jpg
この時間は駅員も客もいない完全無人駅。


馬子唄道中の様子は翌朝のローカルニュースが伝えておりました。
d0092767_16450884.jpg
d0092767_08143264.jpg
これにて馬子唄道中終了。







[PR]
by ikuohasegawa | 2016-07-26 04:15 | 散歩・お出かけ | Comments(5)

3-820) 信濃國分寺の蓮

地方にいると地元の放送局の世話になる。

FM軽井沢はともかくTVのほとんどは東京キー局の配信番組なのだが、ニュースはローカルニュースを別枠で報ずる。

県民力士御嶽海の取組などは3度も4度も見ることになる。勝てば良いけれど、準県民としては負けた日にはやりきれない。今場所は前頭筆頭で五勝十敗だったからねえ。

他に地方局らしいと思うのは、新生児の写真投稿コーナー。
そりゃ可愛いけれど・・・。

もう1つ、投稿ビデオ写真のコーナー。これが曲者で即時性が無い。行ってみたら時期外れということがある。
そうそう、パンフレットを見て予約した旅館の写真は30年前の新築時のものだったという失敗談。今は無いけれどあれと同じことがあるので注意が必要。

その日のグッドショットは信濃國分寺の雨蛙が、蓮の花を見上げていた写真だった。
Webで確認すると蓮の花は7月中旬から8月中旬が見頃。なんだか良いような案配。ダメもとで行った。

信濃國分寺の700坪の蓮田。

d0092767_06440236.jpg
これが、この日の信濃國分寺本堂を背景にしたベストショット。

しかし「最盛期には1000輪以上の花が咲く」そうですから、最盛期ではなかったようだ。
件の雨蛙にも会えなかった。

気を取り直して、お薬師様にお参り。
d0092767_06441251.jpg
おばあちゃんたちも皆で参拝。


何年か前に取り替えた心柱を展示する重要文化財の三重の塔。
d0092767_06442245.jpg
日本の塔建築には欠かせない心柱。これが耐震性を高めている。
スカイツリーにも同じ構造が採用されているとか。

やはり、地方TV局の投稿ビデオ写真のコーナーに即時性を求めてはいけないようです。








[PR]
by ikuohasegawa | 2016-07-25 04:15 | 散歩・お出かけ | Comments(6)

3-819) 海野宿で学んだ正字と俗字

海野宿の昇國館富士屋。
d0092767_07362432.jpg
看板を見ても、すんなりとは読めず意味も解らなかった。
「ショウコクカンフジヤ」ではなく上の小さい字です。
d0092767_07211743.jpg
業種は○種製造業であり、○児飼育所、○種製造所だ。

立ちどまって睨んだ末、○児・・・○コ、さらに飼育と製造で目星をつけた。○はカイコ=蚕と見当をつける。
間違いないと思うけれど帰宅後確認。
あの看板の崩し字は漢和辞典にあった。【 蠶 】だ。
看板の○の、日の下に二つ並ぶ「冘(のようなもの)」は虫の崩しなのだ。

私は蚕=カイコと目星をつけ当たったけれど、目星がつけられなかったら【 蠶 】 の崩し字は、どういう手順で調べることになるのだろうか。

それではやってみよう。

まず部首だが書き看板の崩し文字から部首・虫は導きだせない。
ならば総画索引 。
手書きで崩してあるので二十数画くらいしか解らない。
二十画から順に見ていき二十六画の「蠶」に類似性を見いだす。 多分これだ。

本文を開くと「蠶」は俗字とある。なんと。

普通は複雑で難しい正字を簡略化して俗字となる。(國→国)
「蚕」は特別なようで、俗字の方が画数の多い難字である。
往時の人々の、蚕・・・天から賜った虫なのだけれど・・・更なる蚕への敬いにも似た思いが難俗字を生んだのだ。というとロマンチックだ。

でもなあ、蠶には「漢音・サン、呉音・ザン」という字音も表示してあるので蠶が旧字体だろうな。

海野宿で見た○は、蠶の崩し字で蚕でした。







[PR]
by ikuohasegawa | 2016-07-24 04:16 | 言葉 | Comments(12)

3-818) 油照りの北国街道海野宿へ

塩田城趾からの帰り、海野宿へ寄る。

梅雨が明けたかのような油照りの北国街道。
d0092767_17292337.jpg
と言っても昨今の軽井沢はこんなです。
d0092767_04554033.jpg
梅雨寒。
梅雨明けしたんでしたっけ。とにかく涼しいは通り越して寒いくらいなので床暖房をONにしております。

ということで数日前の海野宿。
文字通り卯建のあがった立派な商家。
d0092767_17294585.jpg

ガラス工房の店内。
d0092767_17301690.jpg

古い建具の窓の向こうが街道。
d0092767_17300399.jpg
磨り硝子越しの光が硝子工芸品を柔らかく包む。


作品制作中の工房。
d0092767_17302616.jpg
あの日、海野宿は暑かったから、暑いなかお疲れさまです。
今日見ると火が温かそう。だって寒いんだもの。

雲ひとつ・・・あるけれど、
d0092767_17293495.jpg
こんなに晴れてくれなくてもいいのに。
と汗をふきふき思ったけれど、今は暑くてもいいから晴れて欲しいと思っています。

今日の軽井沢はなんとか晴れの予報ですが、最高気温は21度です。
ちなみに現在(4時10分)の外気温は15度です。











[PR]
by ikuohasegawa | 2016-07-23 04:15 | 散歩・お出かけ | Comments(8)

3-817) 塩田城趾のあじさい小道

鎌倉街道の塩田城趾から前山寺までを「あじさい小道」として整備。
d0092767_17524312.jpg
上田市役所はHPで「数万本」というが、盛り上がっていない額紫陽花なので印象は地味。
d0092767_17531625.jpg
林の中はひんやり快適でした。
d0092767_17534135.jpg
木下闇の紫陽花という絶好の景色なのに、デジカメが自動補正するから平板に写る。
d0092767_17532723.jpg

斜面の下までずーっと紫陽花なのに、それほどに写っていないのが残念。
d0092767_17540672.jpg
塩田城は塩田北条氏の後、上田城開城まで話題の真田氏が居城にしたとか。

とは言うものの、真田人気もここでは盛り上がっていない。こんもりしない額紫陽花だけにね。










[PR]
by ikuohasegawa | 2016-07-22 04:15 | 散歩・お出かけ | Comments(8)