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4-786) 和綴じの豆本を作る

和綴じで作る和綴じ豆本の原稿は、ご協力もあって71稿になりました。
※提案頂いた稿の幾つかを当初稿 のmoreに追加いたしております。
その他に扉、奥付、題箋を加え、A4-10枚に配置しました。
それを印刷してカットします。

今回使用したOA和紙薄墨は薄手なので10枚重ねて一度にカットしてみた。
26日までに3冊を仕上げる都合もあるし。

たった10枚だから・・・という方は1枚ずつカットされれば宜しい。
1枚ずつ10枚・・・という方のために試してみました。

以下は【覚え】ですから、読んだことにして下さって結構です。
用紙を揃え短辺側2か所をクリップで仮固定し、反対側の短辺の全葉をめくり起こして順に貼る。
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糊代は断裁トンボライン(緑線)の外側(赤エリア)、糊はスティック糊で。


クリップを外し、断裁トンボに合わせてカットします。勿論、ボール紙カット定規を使います。

言うまでもないことですが、1動作でカットしようとしないこと。
3-4回で切るつもりで、力を入れずカッターナイフを引きます。力を入れて押さえるのは定規です。
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カットするとき余白は切り落とさない。「ここは試験に出ます」
後で使う目印のトンボを切り落としてしまいますから。

私は、1)長辺、2)センターライン、3)長辺、と切れ目を入れ、
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写真は横位置ですがカッターを使うときは縦置きにして、カッターナイフを奥から手前に引きます。


マットごと向きを変えて、短辺、センターライン、短辺と切りました。

巧く切れました。
薄手の用紙10枚だったことと、ステック糊での固定がミソでした。

切り落としていませんから、余白は長方形で残ります。
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扉、奥付は本文の一部。題箋は寸法にカットして表紙に使います。

【覚え】から戻ります。
本作は「豆読本」のような内容ですからノンブルは付けておりません。
扉、奥付以外は順不同ですが編者としては
扉をめくると 漢和辞典【豆】
次ページに国語辞典【まめ】を配して頂きたい。その他はご自由にどうぞ。


by ikuohasegawa | 2018-12-19 04:15 | 製本&修理:スキル | Comments(1)

4-785) 再び、棒ダッシュ・三点リーダー

かつて棒ダッシュ「──」の入力について書いた憶えがある。繰り返しになるが再度ネタにします。

このページ文頭の「──」は、タブレット(OS=アンドロイド)のブログ入力ページを開き、記号から「─」を選択し二つ続けた。棒ダッシュになっています。

PC(OS=ウインドウズ)でダッシュと入力変換して「―」を選択し、二つ続けても「――」
これはダッシュ2個で棒ダッシュではない。

同様にPCで 三点リーダー で入力変換すると…、二つ続けると……と、ご覧のように行下に表示される。ブログ入力画面では行のセンターに有るのに。

アンドロイドのタブレットで記号の…を二つ入力してもブログ画面では行下になる。「……」
これが気に入らないのでルール破りの、中黒(・)3個をあてている。「・・・」

ここまでは横書き入力の事例で、ワードの縦書きにすると、ダッシュ、三点リーダーとも行中央に表示できる。但し二つ連続にはならない。


――と……の文章作法を復習。
最も詳細に記載してあったのは
くぎり符号の使ひ方〔句読法〕(案)昭和21(1946)年3月・文部省教科書局調査課国語調査室(原文縦書き・旧字体)
三点リーダー
(1)ためらいを表す (2)思考している、あるいは思考を途切れることを表す (3)沈黙表示 (4)省略表示 (5)つなぎとして
棒ダッシュ
(1)(棒ダッシュで文をくくって)挿入 (2)文末の語句の分離、余韻や余情を表す (3)文末を切って、意図的な疑惑・考慮を表す (4)価格や書名、目録を示すのに使用 (5)引用 (6)つなぎとして

私が使う三点リーダーは(2)(3)(4)、棒ダッシュは(1)と(5)が多いように思う。
そうなのです。私は沈黙したり間を作ったり省略したり、挿入したり引用したりするのが──多用すると軽佻浮薄な文になることは承知の上で──好きなのです。


ということで、画像は堂場瞬一の「ラストライン」のページ。
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地の文、会話にも三点リーダー、棒ダッシュが使われている。
244ページは6か所ですから数としては多い場面である。
しかし、読んでいるときは全く意識しないで違和感なく読み進めましたから、文脈に馴染んだ効果的な使用なのでしょう。

――には追加(言い換え)説明の個所もあるが、
……は長いためらい、思考、沈黙。
――は短いためらい、思考、沈黙。と、使い分けているように感じます。

by ikuohasegawa | 2018-12-18 04:15 | 言葉 | Comments(0)

4-784) 柳家権太楼独演会・うどんや&文七元結

にぎわい座、12月15日の公演は柳家権太楼独演会。
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開口一番は柳亭市若(市馬門下)の牛ほめ  
大きな声で元気よし。テンポが良いから聞いていて苦にならない。

続いて登場したのは「権太楼六番弟子」というのが枕詞の柳家さん光。
登場すると「待ってました」の声が掛かり・・・私は違和感を感ずる。さん光は、まんざらでもない顔をして有難うございますなんて礼を言ってたが、100年早い。
客も二つ目を贔屓にするのは構わないが、声を掛ければよいというものではない。
権太楼独演会なのだから待っているのは権太楼じゃないの。

さん光の演目は浮世床。「待ってました」って言った人、アンタはこの程度の落語を待っていたのかい。

直後に登場した師匠の権太楼、案の定「誰でも声かけりゃ良いってもんじゃない。落語が終わった時に『待ってました』てえのもあるから」と釘。

私は、金毘羅船々の出囃子で登場した権太楼に「待ってました」って、声を掛けました。
弟子に「待ってました」で、師匠に声が掛からなくては申し訳無いでしょ。

演目はうどんや
喰ってくれるかもしれないと思う うどんや相手に、長々からむ酔客。
そのやり取りが繰り返され「なんで知ってるんだ」と、また絡んだあげく「只でないなら うどんは要らない」、と。
からむ酔っぱらいの仕草、別の客がうどんを啜る仕草は、聞くだけでなく見る楽しみを満足させてくれました。


中入りの後、林家楽一の紙切り。達者な手わざに大拍手。
最後にリクエストに応えて柳家権太楼を切りぬくという。すると切るネタに合わせて曲を変えていた舞台袖の囃子方が金毘羅船々を弾き始めた。
リクエストした客も、楽一も、囃し方も、トリの権太楼を意識したのだろう。

前座が座布団を返し、めくりをめくって、いよいよ権太楼。
ところが、権太楼、いつもの金毘羅船々とは違う出囃子で登場。
おや、紙切りの余韻を引きずるのが嫌なのだろうか。と、思う間もなく文七元結を語り始めた。

「・・・積善の家に余慶あり、情けは人の為ならず。人情噺文七元結の一席でございました」というラストまで一時間。
馴染みの噺ですが、Chiともども堪能いたしました。



by ikuohasegawa | 2018-12-17 04:15 | 待ってました!権太楼師匠 | Comments(4)

4-783) 並四小・絵本のカバーで表紙を作る

読書月間の展示を終えた先生26人の「おすすめ本紹介シート(B4画用紙)]を一冊にまとめました。

綴じは簡略和綴じ。
表紙は保存していた絵本のカバーを利用してアレンジしてみました。
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中身は既に報告した、先生の本紹介です。
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ブッカーを掛けたので少し上等に見えます。
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by ikuohasegawa | 2018-12-16 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(4)

4₋782) 手作り製本の会は男子比率41%

本年最後の例会ということで、手作り製本の会は茶話会を開催いたしました。

15名が参加し盛況。
ケーキとガトーノア&コーヒーに加えて、有志お持ち寄りのチョコや蜜柑も登場。
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写真を写したのはケーキを食べちゃった後。コーヒーカップもカラです。
写真撮影よりケーキ優先・・・食い意地がはっている私を恥じる次第です。

「蜜柑がテーブルに出ると冬の集まり感がでますねえ」と立て直して
そもそも、私の参加は12年前ですが会は17年くらい活動しています。設立当初からの会員も、お二人。
年々歳々、入れ替わりがあって今年は新入会が3名。ということで現在会員17名。内、男子は7名。

他にもサークル活動をしている新入会の方によると、当会は男子会員が多いので安心して(注:本人の弁)入会できたそうです。
女子が危険ということではないでしょうが、女子ばっかりのところに参加していくのは私も躊躇します。こう見えて結構気を使う──それが面倒くさい──のでね。

高齢者の男女比率は女子優勢だし、
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我が会は男子41%でほぼ人口構成の比率なのに、男子会員が多いサークルのようです。

男子仕事人間は定年退職後、新たな人間関係を築きたくてもコミュニケ ーションのとり方がわからずサークル活動にも溶け込みにくいということだろうか。
幸いにも、好みと合う分野を見つけ、上手に付き合って頂き、心地よく活動させてもらっている私は幸せだ。



by ikuohasegawa | 2018-12-15 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(4)

4-781) 世に修理の種は尽きまじ

表紙の破れた「五體字鑒」が修理に回ってきた。

修理そのものは簡単に済んだが「五體字鑒」の「鑒」が気になる。
書体辞典の五体字類は知っているので「鑒」は「鑑」と察しはつくが、はっきりさせ安心したい。

館内書架から大漢語林を持って来て調べた。
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鑒は鑑の同字。と記載有り。

そういえば同じ部品(偏旁冠脚等)?なのに配置が異なる漢字はある。例えば松と枀 · 枩。峰と峯。
スッキリしました。

スッキリしないのは大漢語林・・・開いた数ページに変な折りスジが付いて皺々、ヘリはボロボロ。
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さらに表紙側の寒冷紗が裂けて、本体は離脱寸前。
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これを修理しなけりゃ。
すぐさま登録抹消──検索しても画面に出ません──して修理にかかります。


寒冷紗(緑図)を入れる。
剝れた背に貼り、もう一辺を剥がした見返しで表紙に貼り込む。ウラ表紙側は健常なので手をつけません。
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低温のアイロンをかけて、皺、折りスジを消した。
次いでヘリの欠落部分(赤〇)には両面から和紙テープを貼り原寸に戻した。
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大漢語林もスッキリしました。


図書館は返却された後、関連作業として傷みチェックをしています。

今般の五體字鑒も大漢語林も[館内]図書なので貸出し返却は無い。
したがって受付カウンターへ回って来ないから職員の目に触れにくい図書である。

たまたま五體字鑒は表紙の破れが目に付き修理に回ってきたが、大漢語林の傷みは内部だったため目に付かなかった。ということ。
[館内] [禁帯出] の書架には、まだまだ傷んでいる図書があると考えてよいでしょう。

[浜の真砂は尽きるとも世に本修理の種は尽きまじ]ということで。



by ikuohasegawa | 2018-12-14 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(4)

4-780) エアコン設置進捗状況報告・並四小図書室

横浜市は、
「平成25年度(2013年度)に空調設備を普通教室へ100%設置完了しています。続いて、学校から要望の多い図書室等の特別教室に整備を進めており、平成31年度(2019年度)に全校へ設置完了予定です」

ということで、並木第四小学校図書室にもエアコン室内機が付きました。
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見えるものですから期待してしまいますが、家庭で言う室外機、本体工事が終わるまでは予告編状態──「乞うご期待! 近日暖房」が続いています。

やっと本体が設置されました。
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9日土曜日── あの防災訓練の日に接続工事をしていました。
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配管接続は済んでいることだし「ハイ、今日は暖かいですよ。エアコンです」と、なっているかもしれないと、チョッと思いながら登校した12日でしたが、そうはいきません。
灯油ストーブでした。

おそらく、
工事業者が完了報告書を提出。
市役所担当部署の確認後、引き渡し。
計画通り竣工予定日から「利用可」ということでしょう。

予定通り進めば問題はありません。
ただ、見えているものですから期待が膨らむだけです。

平成30年(2018)度の事業だからといって、まさか新年度(2019年4月)使用開始ということはないと思うけれど、計画書の使用開始は年明け1月ということはあり得る。
登校日は、もう十数日しかありませんし、お役所ですから。


by ikuohasegawa | 2018-12-13 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(2)

4-779) 紙は何回折ることができるか

豆本のサイズを確認するために折ってみました。

A4サイズの紙の長辺を3回折るとA7になる。
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枚数は、1回折ると2枚、2回折ると4枚、3回折って8枚になりました。
当たり前ですが「A4用紙からA7は8枚とれる」

用途はありませんが、もう少し折ってみます。
4回折ると16枚、5回折ると32枚になりました。
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あと1回折れなくはありませんが長方形を維持するのは難しい。
大きな紙、薄い紙にすれば折れると思うが、何回折ることができるのだろう。

当然ですが、紙を1回折ると大きさは半分になるが、厚さは2倍になる。
2回折ると厚さはさらに2倍で4倍、3回折るとさらに2倍で8倍ということですから、n回折ると、2のn乗倍の厚さになります。

計算上では6回折ると64枚、7回折ると128枚ですが用紙100枚を半折りすることは、左親指腱鞘炎を患って(私それです)いなくても不可能だろうと思う。
人が折ることができるのは何回だろう。

チョッと検索したら人力では8回は折れないと答えが出ていました。




by ikuohasegawa | 2018-12-12 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(0)

4-778) 1月権太楼チケット確保

横浜にぎわい座のチケットは、公演月の二か月前の1日から売り始める。

1月分は11月1日発売開始だったが、柳家権太楼が出演しないので予約せず。
しかし1月6日・7日は――出演者を確定できなかったのか12月1日発売開始となっていた。
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12月9日のHP。この日も出演詳細はない。

この二日間に権太楼が出演することは十分に考えられる。ときどき確認しなくちゃ。と思ったけれど何もせず、はや ひと月・・・忘れていました。

12月9日になって「1月7日、柳家権太楼」とあるのを発見。
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私ではなく、Chiが見つけました。

待ってました!権太楼。
偉い!Chi。

毎月9日は舞伎座の翌月チケットの発売開始日ですから、Chiは歌舞伎座一月公演を予約。次いで にぎわい座HPを確認してくれたのです。それに引きかえ私は完全忘却。

忘れてました!権太楼。
偉い!Chi 。


近所の7&11発券にして受領。
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これで、12月15日の独演会「文七元結」「うどんや」に続いて、2カ月連続で権太楼を楽しめます。
権太楼師匠ありがとう。
にぎわい座ありがとう。
Chiありがとう。
7&11ありがとう。
誰彼構わず・・・八つ当たりはいけませんが、礼を言う分には問題はおきません。


by ikuohasegawa | 2018-12-11 04:16 | 待ってました!権太楼師匠 | Comments(2)

4-777) 防災訓練・並四小地域防災拠点

12月8日(土)、各自治会からの参加者114名の参加を得て総合防災訓練実施。
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今回特記すべきは、キッズクラブの児童が参加したこと。
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さっそく、避難時の一人分区画を体験。子供は狭くて楽しい。



毛布と竿を使った応急担架での搬送も体験。
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トランシーバーで緊急連絡訓練。
かわるがわるに本部と交信して大満足。一番人気でした。
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近所のデイサービスからも避難参加者有り。
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マンホール下水放流トイレ。
組み立てたオジサンがモデルをかって出てくれました。
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訓練の最後は食料班の炊き出し訓練。
と言っても参加者は「いただきます」ですが。
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今回のメニューは、おにぎり2個とゆで卵。温かい味噌汁が特に好評でした。
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炊き出し体験?喫食して一息。
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本来の12月並みの気温と予報が出ていましたが、午前中はさほどでもなく無事終了しました。





by ikuohasegawa | 2018-12-10 04:15 | 地域・団地 | Comments(2)